『定年後不安 人生100年時代の生き方』 定年後ライフのために大切なことを教えてくれる珠玉の書 大杉 潤 著(角川新書)

ビジネス開拓アドバイザーの大杉潤さん。
”定年前起業”を実現され、「100年ライフ」のためにさまざまな情報発信をしてくださっています。

ワタシのテーマも「100歳以上生きる!!」目指しているものがいっしょ!と勝手にお慕いしております(笑)

大杉さんは、そのために定年前の今、何をしてゆくべきか。について導いてくださる。

年間300冊読書を36年間続けられて、その数10,000冊以上!

そこから得られた様々な知見を毎日発信されている書評ブログも楽しみですが、この度、2018年3月に本書をご出版されました。

ご自身が「生涯現役戦略」と語られている、”100年ライフ”のために実践すべきこと、大切なことを纏めていただいた珠玉の一冊。

さっそく読ませていただきました。

定年後の三大不安

ほぼすべての会社員は60歳で定年を迎えます。でも、人生100年とするとあと40年もあるのだ!!

会社から”さようなら”となって最も不安な三点。

  1. お金
  2. 孤独
  3. 健康

だからこそ、そこをクリアしていけば楽しく過ごすことができる。

では、定年前からどのように取り組んでゆけばよいのか?本書ではそのための具体的な方法についてを以下の項目にそって解説くださっています。

  • トリプル・キャリア
  • 専門性を磨き上げる
  • 孤独とは無縁の仲間づくり
  • 情報リテラシー
  • 健康法

さらに詳しくご紹介させていただきます。

トリプル・キャリア

多くの会社では「定年再雇用」という制度があります。ワタシの会社でも同様。しかし、年収ダウンや閑職においやられることもしばしば。

キャリアというのは60歳で終わりじゃなく、”生涯現役”のターゲットを85歳に据えることを著者は勧めています。

そのための考え方が「トリプル・キャリア」。

  1. 会社員として雇われる働き方
  2. 60歳から、定年再雇用を選ばず「雇われない働き方」つまり、起業にシフトする。
  3. 70~80歳のどこかのタイミングで、好きなときに好きな場所で好きなことをして自由に働く「理想の働き方」にシフトする。

1→2に向けては、自分の専門性の棚卸しや人に教える機会を会社内でも積極的に作ってゆく…などで備えてゆくことができる。

2→3に向けては、体力的な面も考慮し、なおかつ、年金収入も確保しながらフリーランスとして無理なく働き続けることをめざす。

・・・こんな、「トリプル・キャリアプラン」。ワクワクしてきました。

専門性を磨き上げる

では、どうやって、起業に向けて自分のコンテンツを定めてゆくのか。

会社で行っている業務が必ずしも好きな業務とは限りません。ただ、そのなかでも、細分化してゆけば、「自分が楽しくとりくめること」「自分が得意と思えること」を見つけることはできます。そうでなければ続けることなんてできませんもの。

長くやっていれば、自ずとそれが自分の専門性として蓄積されているはず。それを磨き上げて起業に向けての準備をするとよい。

具体的には業務手順書を作ったり、社内勉強会の講師をしたり。こうしたアウトプットが役に立つと、著者自らのご経験をもとに教えてくれます。

さて、ワタシの専門は?ワタシの得意なことは?
あらためて棚卸してみよう。そして、さっそく、社内でデモンストレーションさせてもらっちゃおうw

さらにそのポイントとして大切なこと。

  • 人の役に立ち、長く続けられる好きなことをコンテンツとして定める。
  • 変化する社会のニーズに対応できるよう学び続ける。
  • 健康・体力を維持するための生活習慣を確立する。

ふむふむ。とにかく、「好きなことで役に立つ&変化力&健康」なのですよね。

孤独と無縁の仲間づくり

一方、会社人生メインでやってきちゃうと、その人間関係は会社勤めをしている間は役に立つかもしれませんが、会社から離れるとアッサリと無くなってしまうこともありがち。

人生100年時代に大切なことは、人生のステージによって自らを取り巻くコミュニティーが変化することを理解し、なるべく連続性が保たれるような人間関係やコミュニティーづくりをしていくことです。
ー本書より

そのための、「居心地の良い人間関係の場所」、つまり「サードプレイス」を築いてゆくことが大切。本書で教えていただいているとおり、まさにワタシも実感しています。

職業とか、バックグラウンドとか関係ナシに、同じ志をもつお仲間。
そうした方々と出会うためには、セミナーに参加したり、コミュニティーのサイトを見つけたり、自分からドンドン出会いにゆくことが大切なのですよね。

ご縁をみつけるために、SNSはとっても助けてくれる。「IT活用によるコミュニケーション」は現代社会ならではのありがたい方法。

SNSを通してつながり、そして、リアルに出会いにゆく。定年とかそういうこと関係なしに、ずーっとお付き合いさせていただくことができる。

孤独になんてなりません。

情報リテラシー

次に大切な点が、「情報との付き合い方」。
情報をインプットしてアウトプットする「知的生活の習慣」は、何歳になっても脳を活性化することができるすばらしい方法。

とくにブログはアウトプットの集大成として、定年後においても「人生の母艦になれる」ありがたいツールなのだと教えてくれます。

100年ライフの重要な役割を担ってくれるなんて!さらにさらにブログを大切に書いてゆきたいと思いました。

健康法

終章では、「健康はすべての活動の基礎である」ということを、
とくにシニア世代として気を付けておくべき、食事、歯と口のケア、運動、メンタルケアなどの点をふまえてメッセージをくださっています。

もっとも刺さったこと。

健康の根源は「働き続けること」による習慣である

働き続けていれば健康であれる!まさにそれが、100年ライフのいちばんの良薬なのですね。

お恥ずかしながら、まだコンテンツ探しちゅうのワタシではありますが、本書を読んでむくむくっと見えてきたような。またしてもワクワクしてきちゃったw

今日の一言

100年ライフのために。
実践すべきこと、大切なことを教えてくれる。会社員だけじゃなくすべてのみなさまに、ぜひ読んでいただきたい書です。

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投稿者プロフィール

ねーさん(ikumi3)
ねーさん(ikumi3)
☆100年ライフサポーター/ブロガー/いろいろ学び人☆

30数年会社員まっしぐら。しかし、定年まであと数年…今後の100年ライフを目指しさまざまな学びにチャレンジしています。このブログでは、私のそんな思いや実践を、同じ世代の方々や、その後ろの、背中にいらっしゃる世代の方々にお伝えしたいです。→詳しいプロフィールはこちら