第4次産業革命。
ビッグデータを元にAIやVRなどのテクノロジーがもたらすイノベーション。
今回は、ワタシが携わるライフサイエンス業界がどのように革新してゆけるか?というセミナーを受けました。
先日、AI×VRについて学ぶ機会があったため、本日のセミナーでも大分コトバについてゆくことができてありがたい。
勤務先の企画なので詳しくはお伝えができないのですが、ウエアラブル端末によるヘルスケアであったり、体内埋込式のデジタル医療機器などが開発段階。国内外の業界各社で色々なトライアルが進行中のようです。
ひとつひとつの話題を聴くにつれ、ほーっ!わーっ!と感心しきり。
すると、聴講者から質問が出ました。
「すばらしい技術革新が進んでいることは感銘しましたが、ほんとうにヘルスケアが必要な高齢者には、どれほど役に立つのですか?」
確かに。
たとえば、昭和ヒトケタ生まれの我が両親。
かろうじてガラケーとPCのメール機能は使っているものの、「スマホって便利だよー。」と伝えてみても、
「難しそうだし必要性ないし。」との返答。
せっかくのイノベーションも”拒否られちゃって”は意味がない。
でも、真に健康ケアが必要なのって、高齢者なんですよね。
せっかく、素晴らしい技術革新のときに遭遇してるのだから、そんな方々にも届けばいいな。
もしかしたら、昭和ヒトケタ世代と平成世代の「60年の壁」の間にはまれるのは、その中間のワタシたち世代なのかもしれない、とあらためて思ったりしました。
アナログの良さもデジタルの良さも、たまたま両方のフェーズを経験してきた世代ともいえます。
何か橋渡しできることがきっとありそうだ!