こんにちは。
通勤の行き帰りに読書を楽しんでいる いくみ(@nesan_blogger)です。
公認会計士/起業コンサルタント 金川顕教さんの2019年12月新刊『稼ぐ話術「すぐできる」コツ』を読みました。
「稼ぐ」をテーマにした本はよく見かけますが、なぜ"話術"なのだろう?
そこに惹かれて本書を手に取ってみた。
さっそく紹介します。
この本を読んで私が感じたこと
まず、この本には何が書かれてあるか?読んで私が感じたことについてお伝えします。
「稼ぐ」というテーマを用いていますが、3つのポイントは
- より多くの人に共感してもらえるからこそ、結果として稼ぐことができるのだ
- そのためにどんなコミュニケーション法を心がけると良いのか
- つまり、しっかり伝えられたからこそ、収益がもたらされる
という点。
「はじめに」から引用します。
現在、僕は毎年1億円以上の年収を手にしています。(中略)ただ、これはけっして偶然のことではありません。
僕が稼いでいるのは、「稼ぐ話し方」を身につけた結果ーーだと思っています。
私はブログを書いていますが、記事をより多くの方々にお届けしたいと願っています。しかし、なかなかうまくいきません。
「稼ぐ」つまり「売れる」を言い換えると、より多くの人にファンになってもらえるということ。
そのためにも、本書に書かれてあることが「ブログをどうしたらより多くの方々にお届けできるか」という悩みの答えにも通じると実感しました。
「稼ぐ」というよりも「より多くの人にファンになってもらうための伝える術」についてをガイドしてもらえる本だとも言えます。
さらに具体的にお伝えします。
「稼ぐ話し方(伝える術)」の要所
とくに前半の各章で要所を端的に示してくれていて、見出しを見ただけでもピンときます。
その一部をご紹介すると、
- 相手を「説得」しない。「納得」させる
- 結論から話す
- 「2W1H(Why→What→How)で話す」とムダがない。大事な情報だけを話す
- 「相手のメリット」を相手に伝える
- 熱意を「数字で見せる」
- 1会議1テーマに絞る ※私の理解:1文1義と言い換えてもよさそうです。
- あえて「失敗談を話す」人生のマイナス体験から学んだ話こそマネタイズができる
…etc.
どの点も、実はブログの師匠に教わったことととても相通ずるものがあるのです。
また、伝えるということが経済活動においてもいかに大切であるのか?ということにも気づきました。
これは私の勝手な想像ですが、著者さんのもっとも言いたいことはこの点ではないのだろうか。
そんなふうに受け止めました。
話の盛り上げ方
一方、後半の章では、話の盛り上げ方についてを具体例を用いながら分かりやすく解説してくれます。
- 「刺さる言葉」で自分を印象づける
- パーティでは「自分の得意分野+自分の魅力」を話す
- 「美味しいお店を知っている」は立派なスキル
- 「笑顔」だけでなく「笑声」も意識する
…etc.
いずれも「ファンメイク」に繋がるコミュニケーション術を教えてもらえる。
「ファンがたくさんいてくれる」からこそ、稼ぐということが実現できるのですよね。
まとめの一言
1億の年収…勤務先の売上数字などでは「1億円」というのをしばしば目にしますが、個人でそれを稼ぐというのは、どんな世界なのだろう?
その技法ではなく、主にコミュニケーション法にフォーカスした本書。
誰でも著者さん同様に1億を稼げるということではないのかもしれませんが、とにかく何事も一つ一つ実行するに限る。
私のようにブログを書いていたり、他に個人での情報発信や表現にチャレンジしている人にとっても、お役立ちな一冊です。