誰でも迎える定年、どう向き合うか?に この1冊『1日1分 読むだけで身に付く 定年前後の働き方大全100』

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会社勤務をしていると、誰でも迎える「定年」

私自身は定年を超えて再雇用で引き続き勤務継続中ですが、それ以前、50歳代中間頃から60歳にかけて。えも言われぬ不安感に苛まれたものです。

かつての私と同じようなそんな状況のあなたへ、ぜひこの1冊!

社会保険労務士・著者としてもご活躍、佐佐木由美子さんの『1日1分 読むだけで身に付く 定年前後の働き方大全100』

ご紹介します。

定年、何が不安だろう?

まずは、定年を迎えるに際して、何が不安なのか?と言う点について。

企業の多くは「60歳」を正社員定年と規定しています。しかし”人生100年時代”と言われる昨今、まだ残り40年もあるのです。

  1. 仕事人を長くやってきていると、そのことで自己実現やらメンタリティの保持ができる体制にあって、定年後もこの状態を続けられるのだろうか?
  2. 経済的な不安:定年前(正社員)と定年再雇用(契約社員)の報酬はイコールではなく、ほぼ、年収ダウンを免れない。
  3. 年金や社会保険、そのほか公的制度で受けられるサポートって何?

私自身が定年前に感じていたことは主にこの3つです。おそらく、会社勤務している人は多かれ少なかれ、同じような状況ではないでしょうか?

そんな「不安」に力強く寄り添ってくれるのが、まさに本書です。

人生後半、幸せに生きていくための働き方

前書きにあるフレーズが刺さります。

【人生後半、幸せに生きいていくための働き方を考えよう】

漫然と”定年後にどんな働き方をしようか?”と思い抱くだけでは、単に絵に描いた餅になりかねません。

  • どんな働き方をするのか?(例:定年再雇用、転職、独立)
  • どういう働き方をするのか?(例:時間、日数)
  • 老後にいくら必要なのか?
  • 必要な法制度とは?(例:年金、社会保険)

本書では、的確に、かつタイトルにある「1日1分」の通り、身近で必要不可欠なことが1ページごとに端的にまとめられていて、何度でも読み返したくなります。

オススメの項目 ベスト5

こうした点を「100のメソッド」で語られているのも、とてもありがたいですが、特に私がオススメだと考えた項目ベスト5は

  • 65歳から70歳までの働き方はどう変わる?
  • 早期退職、募集があったらしたほうがおトク?
  • 退職金の受け取り方
  • 65歳以上で仕事を辞めたらもらえる給付金とは
  • 何歳まで働いて年金をもらうのがベスト?

もちろん、その他の95項目も、どれも知っておいてお役立ちなことばかり&各ページの左上にあるキャラクターのイラストやセリフにもホッコリします。

最後にひとこと

冒頭でお伝えした通り、私自身はすでに”意を決しての定年後の人生”を歩んでいます。

50歳中間の不安で仕方なかったあの頃にこの本に出会っていたら、さらに「今の在り方」に確信が持てていたかもしれません。

もちろん、今は20歳代や30歳代の人たちも、いずれは定年という人生のターニイングポイントを迎えることとなるでしょうから、どんな世代であっても、ぜひ読んでほしい1冊です。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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