こんにちは。学びのセミナーに定期的に参加をしている いくみ(@nesan_blogger)です。
2020年のパンデミックでしばらくリアルセミナーに参加することができず、オンライン参加が続いていました。
その後、緊急事態宣言解除でリアル開催が復活。
リアルはやっぱり臨場感が違う。でもオンラインの良さもある。
両方の経験をしたことから、リアルセミナーとオンラインセミナー、参加者側としてのそれぞれのメリットデメリットをまとめてみることにしました。
ご紹介します。
リアルセミナーのメリットとデメリット
まず、リアルセミナーについて。メリットとデメリットを三つずつ挙げました。
リアルセミナーのメリット | リアルセミナーのデメリット |
---|---|
空気感や熱気を直に感じられる | 会場までの往復時間がかかる |
他の参加者との交流 | 講師から近い席と遠い席との差 |
直接の質問タイムで思考の整理ができる | 他の参加者の動作音が気になる |
さらに詳しくお伝えします。
メリット
リアル参加の最大のメリットは、やはり場の空気感です。「学びたい」と思う人たちが集まってきているので、その熱気が直に伝わってきて、さらに学習意欲が高まるもの。
また、隣り合った他の参加者さんたちと交流できることも多く、それが新たなアイディアの創出にも繋がります。
リアルセミナーの場では質問タイムが必ず設けてあって、疑問に思ったことがその場ですぐ解決できたり、自分が質問しなくとも他の人の質問を聴いて新たな気づきを得ることもある。その「キャッチボール」で思考の整理もできます。
デメリット
一方、デメリットとしてまずは、移動時間。私が参加するセミナーは東京都内での開催が多いのですが、往復に2時間強かかることもしばしば。数時間のセミナーでもほぼ1日がかりになってしまいます。遠方にお住いの方ですとなおさらなのだと思います。
早目に会場に到着できたら前方席に陣取るのですが、なかなかそうもいかないこともある。後方席になってしまうとキャッチアップの度合いも異なってきます。会場内での距離感というのは意外と影響力があるもの。
そして、もう一点としては参加者さんの動作音。
私は紙のノートに学んでいる内容を書くことにしていますが、パソコンでメモを取っている人もいるので、キータッチ音が大きい場合はつい気になって仕方ありません。
また、会場内撮影が許可されていると、かなり頻繁にスマホで撮影している人のシャッター音も気になります。
リアル参加ならではの点ですね。
オンラインセミナーのメリットとデメリット
次にオンラインセミナーについて。自宅で参加する場合として、同じように三つずつ挙げてみます。
オンラインセミナーのメリット | オンラインセミナーのデメリット |
---|---|
画面で間近にキャッチアップができる | 参加者や講師との交流ができない |
自宅環境でリラックスしての参加 | 自宅の電波状況に左右される |
移動時間が不要 | 家族の生活音が気になる |
さらに詳しくお伝えします。
メリット
会場参加のように座席の位置に左右されずに、パソコンの目の前で参加するので、講師の様子や資料が間近でキャッチアップできる。音声のボリュームや明るさも好きに調節できるのもオンラインの嬉しいところです。
また、自宅環境でよりリラックスして臨めるので、緊張してしまって話の内容についていけない…ということも無く済みます。
何よりも、移動時間や身支度をせずに済むのがありがたい。開始時間5分前くらいになったら接続してスタンバイ。終わったらすぐに次の予定に移れて、時間を有効に使えて助かります。
デメリット
一方、最大のデメリットは、講師や参加者とその場で交流が図れないことです。チャットなどの利用で自由に質問したり他の人の質問を閲覧することはできますが、どうしても一方通行になってしまう。
また、会場参加と違って名刺交換やら挨拶を交わしたりやらができないことも然りです。
後から交流する方法もあるのかもしれませんが、何しろその場にいてお互いにホットな状態で交流できるのが嬉しいのです。
次に環境面。通信環境が安定していればいいのですが、我が家の場合、家族3人でWi-Fi接続していることも多いので、時として不安定に陥ってしまうこともあります。
加えて家内に完全に独立した居室がない為、つい家族の生活音や話し声などで気が散ってしまいがち。
自宅でのオンライン参加だと仕方ない点とはいえますが、リアルセミナーよりも集中力に欠けるものです。
リアル、オンライン、どちらもこれから活用していけばよい
以上、リアルとオンライン。セミナー参加者の立場からそれぞれのメリットデメリットをまとめてみました。
このパンデミックが起こるまでは、オンライン参加という経験をほとんどせずに過ごしてきましたが、今回こうした機会を得て思うこと。
それぞれの特徴があって、どちらがいいとか悪いとかじゃなしに、これからも活用していけばよい。
何よりも、学び方にもさらなる多様性がもたらされることで、今後の参加が楽しみになってきました。