【ネムノキ(合歓木)】夕方に花が咲き夜に葉が閉じる その様子をご紹介

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こんにちは。近所散歩で季節の花を見つけるのが趣味の いくみ(@nesan_blogger)です。

今回は6月から7月にかけてピンク色の花を咲かせる、ネムノキ(合歓木)をご紹介。

夕方に花が咲き、夜に葉が閉じる様子を撮影しました。

ネムノキとは?

まずは、この植物について。

ネムノキは樹高8mほどに育つマメ科の落葉高木。
和名「ネムノキ」は、夜になると葉が合わさって閉じて(就眠運動)眠るように見えることに由来。

漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたもの。

花が咲くのは夕方で、夜に葉が閉じる。なんとも神秘的です。

ネムノキ 開花と葉が閉じた様子

科学的な解説は専門家にお任せすることとして、実際にその様子を見ることができました。

2021年6月13日の17時頃。

たくさん咲いているピンクの花々が遠くからもよく目立っています。
近づいてみると、まるで「刷毛(ハケ)」のような繊細さが趣深い。

同じ日の19時30分頃。

私が住んでいる場所の日の入は18時59分。それから30分後まだ少し明るさが残っている時刻でしたが、葉っぱがすっかり閉じてしまいました。

ネムノキはどこで見られる?

私はたまたま近所でネムノキと出会えましたが、あちらこちらの街路樹として見かけることができるかもしれません。

なお、関東近辺の公園だと

小松川境川親水公園(東京都江戸川区)、国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県比企郡)、
海の公園(神奈川県横浜市)などが見所です。

ネムノキは夏の季語

ネムノキは夏の季語でもあり、松尾芭蕉の句などに登場しています。

象潟(さきかた)や 雨に西施(せいし)が 合歓(ねぶ)の花
ー松尾芭蕉「奥の細道」より引用

象潟というのは秋田県の地名、西施は古代中国美女の一人とされている方の名前。

はるか江戸時代からこの木が人々に親しまれていて、現代でも変わらずに眺めることができるのは、嬉しいものです。

最後にひとこと

6月頃は梅雨時期で、つい鬱陶しい気分になってしまうこともありがちですが、この季節ならではの植物を楽しむことでリフレッシュ。

6月の風物詩ともいえる代表的な花・紫陽花についても記事を書いています。よろしければお読みください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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