こんにちは。50数年生きてきて、滅多に怪我をせずに済んでいる いくみ(@nesan_blogger)です。
ところが。
あるとき自宅の椅子に座っていてバランスを崩し、転倒してしまいました。
落下したところに運悪く金属製のゴミ箱があり、強打。
数日後、整形外科を受診して肋骨にヒビが入っていることが判明。
損傷したときの経過・整形外科受診・治療法について。私の経験をご紹介します。
肋骨周辺の痛み、最初は「そのうち治るだろう」と放っていた
打撲後、しばらく痛みが続きましたが、とくに内出血していないようだったので、しばらく様子見することに。
翌日大分痛みがよくなってきて、ぶつけたところ(私の場合は、左脇腹と背中の辺り)を押してみると「あいたたっ」という感覚はありましたが、まぁいいや。
寝ている姿勢だとあらためて患部が痛くなり気になるものの「そのうち治るだろう」と思っていたところ。
3日目の朝、出勤しようと支度していたらなんだか息苦しさを感じてきて、ここでようやく整形外科を受診しました。
肋骨のヒビ 受診時の様子
先生にこれまでの経緯を伝えると「なるほど。肋骨が折れているかヒビが入っている可能性があるでしょう。まずはレントゲンを撮りましょう」とのお話。
「こ、こっせつぅ…先生、私自慢じゃないけれど骨折したことなぞないのです」とうろたえる私に
「しばしば肋骨を損傷することってあってね。咳しただけで罹る人もいますよ」と教えてくれます。
レントゲン撮影して再び診察してもらうと「骨は折れてないようだけれど、ヒビが入っていますね。大丈夫。1ヶ月もあれば治るから」との診断。
治療法について説明を受けた後「あとはね。とくに来院必要ないからね」と言われて、受診終了です。
肋骨のヒビ 治療法について
次に、私が説明を受けた治療法について、お伝えします。
「リブバンド」で固定
まずは「リブバンド(胸部固定帯)」という医療用具で患部を固定。これによって治るわけではありませんが、固定することで痛みを緩和できるようになります。
「肋骨が動くことで痛みを感じ易くなるから、固定することで楽になるよ」との先生からのアドバイス。
私がもらったのは後ろがメッシュタイプになっているもの。
最初は看護師さんに巻いてもらいます。
看護師さん曰く「私も罹ったことあるんだけれど、これしてると楽ですよ」そうか。同じ経験する人って結構いるのだなぁ。
確かに、装着してもらったら痛みをあまり意識せずに済むようになって、大分楽になりました。
「食事や就寝のときなど、状況に応じて緩めながら使ってくださいね」優しく言葉をかけてくれる看護師さん。ありがたいものです。
このバンドは終日装着しておきますが、寝るときにある程度締め付けておいても、とくに気にならず熟睡できています。
また、地肌に直接付けるとかぶれやすいので、下着などの上から付けるようにするとよいです。
消炎鎮痛剤と湿布薬
合わせて、痛みを緩和するための消炎鎮痛剤(炎症を抑え、痛みを緩和する薬)と湿布薬を処方してもらいました。
消炎鎮痛剤は2週間分(朝晩に1錠ずつ)、湿布薬は3週間分です。
普段通りの生活をしていてよい
生活の仕方について、先生に訊ねたところ「とくに気をつけることなく、普段通りの生活をしていてよい」とのこと。
「満員電車で通勤したり、階段上り下りとか頻繁にあったりするのですが…」とさらに聞いてみても「大丈夫ですよ」とのお答え。
ほっとしました。
肋骨にヒビ 気づいたこと
あらためてこの怪我で気づいたこと。
それは、肋骨って日常の様々な動作に影響があるのだということです。
歩くときも、なかなか早く歩けなかったり、咳やくしゃみ、鼻をかむ、笑う、寝返りを打つ…など、肋骨が痛いと辛いこと多々。
怪我を未然に防ぐのは難しいものですが、健康であることがどれほどありがたいか、身に染みました。
また、放っておかないで、必ず受診することが大事なのだとも実感です。
回復の様子について
その後、1週間ほどで大分痛みも不具合も引いてきました。
私が怪我をしたのは4月初旬で、まださほど気温も高くない時季でしたが、1日中「リブバンド」を巻いていたら、直接地肌に付けてはいなかったものの、かぶれてしまった。
10日ほど経った後は、リブバンドも装着せずに過ごしました。寝ているときなどにまだ若干突っ張り感はあるものの、ほぼ気にならず。
主治医の先生からアドバイス頂いたとおり、負傷後1ヶ月経ってすっかり回復できました。
怪我が治るというのは嬉しいものです。