山手線 神田駅(東京都千代田区)歩いて遊ぶオススメスポット4選 西口商店街・神田明神・万世橋・やぶそば

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通勤で30年お世話になっている山手線。好き勝手にそれぞれの駅を漫遊しています。

今回は神田(かんだ)駅。

都心主要スポットの多くに隣接しているロケーションにも関わらず、江戸以前からの文化や下町情緒も楽しめる町。

ご紹介します。

神田駅

所在地:東京都千代田区神田鍛冶町二丁目

1919年(大正8年)3月1日:鉄道院中央本線万世橋駅〜東京駅延伸開業に伴い、中央本線の駅として開業。山手線の駅というよりも、まずは中央線(中央本線)の起点駅としてその歴史が始まりました。

東口・北口は「神田◯◯町」と昔ながらの地名が続く一帯や、2013年にオープンした「マーチエキュート神田万世橋」などのスポット。

西口・南口は、東京駅大手町方面、東京メトロ日本橋方面や日本銀行本店など、都心の主要スポットへと繋がっています。

駅舎自体は高架下で、やや混沌とした雰囲気。

東口を出て、中央通りの先には、日本橋「三越前」駅の町並みが見通せます。

続いて、駅周辺のオススメ4選スポットについて、ご案内します。

神田駅西口商店街

西口は、「ビジネス街」の東口と比べて、昔ながらの商店街。多数の飲食店が軒を並べています。

私が訪れたのは日曜日。平日は多くのビジネスパーソン達で賑わっていますが、とても静かでした。

ほとんど誰も歩いていない通りというのも、日曜日ならではです。

この商店街では、七夕の季節になると「神田・秋田湯沢七夕絵どうろうまつり」というイベントが開催されていて、私も2018年の際に訪れる機会がありました。(その後の開催予定は未定)

神田神社(神田明神)

東京の中心:神田、日本橋、秋葉原、大手丸の内、旧神田市場、築地魚市場、108町会の総氏神様である、神田神社。「明神さま(神田明神)」の名で親しまれています。

最も近い駅はJR中央線・御茶ノ水駅ですが、神田駅からも歩いて行けます(約13分)

天平2(730)年に創建。ご祭神は大己貴命(おおなむちのみこと、大黒様)、少彦名命(すくなひこなのみこと、えびす様)平将門命(たいらのまさかどのみこと)の3柱。

「商売繁盛」のご利益が有名で、多くの参拝客が訪れています。

御茶ノ水駅側から入る鳥居

隨神門

本殿

小舟町八雲神社や江戸神社など、摂社末社も数多くあります。

「力石」往時の若者達が力比べに用いられていたとされ、この石は直径80cm・短径67cm で、文政5(1822)年に「柴田四郎右衛門さん」が持ち上げたものです。

マーチエキュート神田万世橋(かんだまんせいばし)

かつて、中央線神田~御茶ノ水間に「万世橋」という駅がありました。1912(明治45)年に完成した赤レンガ造りの高架橋。

駅そのものは残念ながら昭和18(1943)年に廃止となってしまいましたが、残された駅舎跡、階段、壁面、プラットホームなどの遺構を生かしつつ、新たな空間として蘇ったのが「マーチエキュート神田万世橋」です。

ビルの中は、以前の建物の名残が随所に留められています。

セレクトショップやカフェ、レストランの他、レンタルスペースの設置もあって、リモートワークに活用することも可能。

神田川沿いにベンチが設置されていて、ちょっとしたおやすみ処としても利用できます。

神田駅近辺オススメの食事処「かんだ やぶそば」

神田駅近辺で、ぜひ一度は行って欲しいオススメの食事処は「かんだ やぶそば

創業明治13(1880)年、幕末の頃より神田連雀町(現・神田淡路町)にあったそば名店の暖簾を譲り受け開業したのが始まりです。

神田駅から徒歩5分ほど。周りの喧騒とは打って変わっての、静かな佇まいのエントランス。

私が訪れたのは日曜日の15時すぎでしたが、3組ほどが待っていて、着席までに15分くらいかかりました。
お店の方に聞くと、平日より土日祝はとくに混雑が多いとのこと。

事前の電話予約も可能です。
営業時間:11時30分〜20時(水曜日定休)TEL:03(3251)0287
※2021年4月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間変更の可能性あり

お蕎麦のメニュー。温冷ともシンプルなものがメインです。季節毎の旬メニューや一品料理もあります。
詳しくはコチラ

店内の様子。座敷席とテーブル席があります。

3〜4月の旬メニュー「若竹そば」にしました。

細目なのにコシがある麺がとても美味しい。若竹のシャキシャキさと、付け合わせの鶏肉も蕎麦によく合います。

関東風濃口醤油の出汁ですが、スッキリしていて、かつ、深い味わい。最後に蕎麦湯で割って出汁をいただくこともできます。

税別1,650円。量は女性にとっては程よいですが、男性にとってはやや少なめかもしれません。

お土産には「肉の万世」万かつハンバーグWサンド

もうひとつ、オススメのお店が「肉の万世

ステーキ、しゃぶしゃぶ、焼肉、ハンバーグなどの肉料理レストラン。店名は「万世橋」に由来しています。

神田駅近くにある、本店ビルの1階ローソンで、名物の「万かつサンド」を買って帰ることができます。

かつサンドとハンバーグサンドの「 Wサンド」をお土産にしました。

1つ1つハンドカットされている「かつサンド」と「ハンバーグサンド」が6切れずつ入っていて、家族で楽しめるのも嬉しい。ボリュームたっぷりの具材とソースの染みた柔らかいパンが絶品。

パッケージにおみくじが付いているのも笑えるー。

税込1,300円、無料でレジ袋にも入れてもらえます。※2021年4月現在

最後にひとこと

東京駅や日本橋周辺の都心主要スポットに隣接しているけれど、江戸時代以前から続く歴史と下町文化を楽しむこともできる。

神田駅にお出かけの際は、ぜひこの記事が参考になれば幸いです。

山手線一周、どの駅が何区にあるか?について。合わせてコチラの記事もお読みください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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