【在宅勤務者がインフルエンザに罹ったとき】業務復帰の目途は何日後にすればいい? 多様化する働き方への対応・我が勤務先の場合

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冬場になると決まって流行が取り沙汰される「インフルエンザ」
発症したら、その後休息しなければならない(出社停止)日については、各企業ごとで定められています。

昨今は在宅勤務者が増えている私の職場。

もともと出社をしない勤務スタイルなので、じゃあ、こうした際はいつから業務復帰すればよいか?

働き方が多様化するまでは気づかなかったこと。

我が勤務先の場合をご紹介します。

インフルエンザ罹患時の「出社停止期間」について

在宅者ではなく出社者の場合は、学校保健法に準じた対応を取り、出社停止期間を【発熱後(発熱した日は含まず)5日、かつ解熱後2日経過するまで】としています。

厚生労働省ウェブページを見に行くと、
この日数を経れば、ウイルスの体外への排出がほぼなくなっていた、という研究に基づいていると記載があります。

自身の回復はもとより、他人に移さなくて済むようになる期間、ということなのですね。

では、在宅勤務の場合はどうなるのでしょう?

解熱後に自分で様子をみて、上司と相談のうえ業務復帰日を決める

我が勤務先で在宅勤務を導入してまだ1年ほどなので、こうしたケースについて、これまで気づくチャンスがありませんでしたが、今冬はその課題に直面しています。

出勤しないので、もう少し業務復帰を早くしてもいいのだろうか?と思い、社内のヘルスケア担当部門に相談すると、こんなアドバイスをもらいました。

在宅で業務するにしても「解熱していること」が前提です
「解熱後2日経過するまで」の期間については、必ずしもその日数でなくとも体調と相談のうえ、上司に判断を仰ぎ業務復帰することでよい

実際に、部下さんが最近インフルエンザに罹患してしまった。
ご本人はできれば勤務をしたい、自分が休むことで他の方に迷惑をかけたくない…という気持ちも強く、それはありがたいのですが、ここはしっかりと治してもらいたいし、上司としては悩みます。

まずはヘルスケア担当者のアドバイスにそって、業務復帰指示を出すこととしました。

解熱したからといって、無理をしてはいけない

とはいえ、在宅だから解熱後すぐにさぁ仕事、と無理をしてはいけません。

私も数年前にインフルエンザA型に罹ってしまい、それはそれはエライ目に遭い、部下さんたちにもたくさん迷惑をかけました。

治療薬の進化により、薬を服用後ほどなく熱は下がりますが、その後も倦怠感が持続したり、咳が出るなどの症状も残り、やはり【発熱後5日、解熱後2日(つまり1週間ほど)】の期間は休息が必要だと反省したものです。

今回の在宅勤務部下さんも、解熱して自分としては問題ないと思うので今日から業務復帰します…と言ってくれたのですが、「とにかく無理しないでね。でも、勤務に就けるようだったらありがとう」

出社者と異なり、ある意味孤独に業務をおこなわなければならない在宅部下さんだからこそ、気をつけてあげなければならない。

労をねぎらうことも忘れないようにします。

最後にひとこと

今回ご紹介したのは、あくまでも我が勤務先の場合とはなりますが、働き方が多様化していて、部下さんたちが病気のときの対処もひとつではないというのを実感。

同じように疑問に感じている方々の参考になればと思い、この記事を書きました。

なによりも、感染症にはなるべく罹らないよう、一人一人が予防を心がけることも大切ですね。

インフルエンザQ&Aについて、よろしければコチラもご参考に。※2023年9月時点

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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