こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。
女性管理職として装いに気をつけているポイントはいくつかありますが、一言で表すならば「身に着けることで緊張感が保てる」という点。
服装や靴、バッグなどそれぞれのアイテムごとのこだわりについては、別記事でお伝えすることとして、今回は腕時計について書くことにしました。
2016年頃から「アップルウォッチ」を始めとしたスマートウォッチが人気を博していて、どちらかというと”元祖腕時計”は劣勢なのかもしれません。
しかし、私は腕時計一択。
その理由を「女性管理職」の視点から考察しました。気に入って使い回している4つの腕時計のエピソードもお伝えします。
なぜ、私は腕時計にこだわっているのか?
まずは、私が腕時計にこだわる理由について。
それは、これまでの人生の節目節目に一つずつ買い揃えてきて、自分のキャリアやライフヒストリーと共に腕時計が存在しているから。
キャリアヒストリーだと、管理職になったとき。部長になったとき。
海外旅行好きな私は、そうした節目の辺りに旅行先で時計を買い求めるのが楽しみでもありました。
ライフヒストリーだと、就職したとき。結婚したとき。
私と同様海外旅行好きな両親からプレゼントしてもらいました。
いわゆる「高級腕時計」と称されるブランド品。それぞれなかなかのお値段ではありますが、気に入ったモノに出会って身に着ける楽しみを噛み締めつつ、日々の仕事の励みにもなる。
冒頭でお伝えした「緊張感が保てる」がまさにこの点にあります。
もちろんスマートウォッチでも同じように、自分のヒストリーとともに大切に使っていく…ということもあるでしょう。
しかし、社会人38年の私にとってはスマートウォッチは”最新式の道具”腕時計の歴史とはやはり異なるのです。
「針が時を示してくれる」という見た目や「服装に合わせて時計を変える」ということも単純に好きだとも言えます。
ヘビロテしている4つの腕時計とエピソード
私がヘビロテして使っている4つの腕時計と、そのエピソードについてご紹介します。
オメガ
母がヨーロッパ旅行に初めて旅立ったとき。私が大学生になってようやく長期留守にすることができるようになったと2週間各国を巡って帰ってきました。
1983年のこと。就活を終えて自分の進路が決まったときでもあって「就職祝いに」とお土産に買ってきてくれたもの。
母は私のように仕事をしてはいませんでしたが”母親が子供に留守番を託して長期旅行に出かけることができる”という体験を子どもとして受け止めたこととそのお土産が、後の私の就労人生においても思い出深い出来事となりました。
ベルトは当初はベージュ色でしたが、その後何度かベルト交換して、現在はダークブラウン。
茶系の装いをするときには、この時計です。
カルティエ
1991年、私の結婚が決まって、両親と3人でヨーロッパ旅行をすることに。
スイスに立ち寄った際に時計店を幾つか周り「結婚祝いに」と買ってもらったのがカルティエの時計です。
当時、同様なメタルフレームの腕時計といえば、ロレックス全盛。
ちょっとゴテゴテしたロレックスの雰囲気が好きになれず、カルティエの繊細さに魅かれました。
リュウズがサファイアになっているのと、文字盤がアラビア数字なのも好き。
ゴールド系のアクセサリーを着ける時は、この時計です。
グッチ
この時計は、現在の勤務先に入社してから管理職昇格した記念に、香港の免税店で一目惚れして購入しました。
息子が修学旅行の時期に合わせて、子ども誕生以来初の夫婦2人での海外旅行。2006年です。
ブレスレットタイプなので夏場の装いにも便利。また、季節問わず黒のジャケットを羽織るときにはこの時計にしています。
ブルガリ
こうして、幾つか腕時計を持つようになっても、ブルガリの時計ってとても憧れでした。
とはいえ、なかなかのお値段で購入することができず。
夫と台湾旅行に出かけたときフラッと立ち寄った免税店で、グッチ同様に一目惚れ。グレーの時計バンドも珍しくて衝動買いです。
丁度、現勤務先で部長に昇進したとき、2012年。
「自分へのご褒美」で大枚はたいちゃった。文字盤にダイヤモンドが散りばめられているのも萌えポイント。
「部長」になったときが自分のキャリアにとっては最も嬉しくて、この時計にはいちばん思い入れもあるため、記事のアイキャッチにも使いました。
時計バンドの色合いに合わせて、グレー系の装いのときはこの時計です。
途中ヘタってしまった際も、同じ時計バンドに交換してもらって満足。よろしければコチラの記事もどうぞ。
腕時計のメンテナンスについて
どの腕時計もベテラン選手。中には40年近く私の腕に寄り添ってくれているものもあってありがたい。
どんなメンテナンスをしているか?というと、クオーツ時計なので定期的な電池交換。2年ごとくらいのスパンでオッケーです。
電池交換については別記事に書いています。よろしければコチラの記事もどうぞ。
電池交換の度にオーバーホール(分解して大掃除してもらう)も勧められますが、3万円前後の費用がかかるため、7〜8年に一回くらいしかやっていません。※料金について詳しくは商品や店舗によって異なります
保管法で気をつけているのは、時計を購入したときの箱にそのまま仕舞っておくくらいです。
最後にひとこと
腕時計は私のビジネススタイルにとっては欠かせない装いの一つ。
気に入った4つが揃った時点で、もうそれ以上買い足す必要は感じず。毎日使い回しては楽しんでいます。
女性管理職の服装全般については、コチラの記事をどうぞ。