2020年の新型肺炎(COVID-19)流行に伴う我が国の緊急事態宣言が、5月25日に全面解除となりました。
事象が発生してから緊急事態宣言を経て解除に至るまで、ほぼ3ヶ月近くを過ごしてきた。
まだまだ収束には至っていませんが「ポストコロナ」でどんな働き方を進めていかれるのだろう?
これまでにない"テレワークの日々"を経験したことと今後への期待について。
お伝えします。
出勤しなくても業務は回る
それまではもちろん、全員がオフィスに出勤して業務遂行していた我が勤務先。
どこの企業も同様な状況かと思いますが、いざ「テレワーク推進」となるとまずは、そんなの無理…という反応になります。私自身もそうでした。
でも「出勤しなくて済むような体制をとりましょう」と号令がかかると、そのために何をどうすれば良いか?お互いにアイディアを出し合って懸念点は潰し合って、そして、実現に向けて懸命に進めていくものです。
例えば、
- リモートワークのための通信インフラ整備
- Zoomを活用してのミーティング実施
- ペーパーレスで済むような決裁法
- 出勤時と退勤時のメールによる声掛け合い
- クライアントさんと調整しながらの、業務手順の見直し
…etc.
もちろん費用がかかる点もありますが、とにかく方向性が決まっているので、みんなで一丸となってクライアントさんも巻き込みつつ、できる限り一気呵成に整えていく。
すると、誰も出勤しなくても業務が回っていくものです。
緊急事態宣言が解除されたとしても、せっかく構築してきたこの仕組みをここで止めてしまう必要もありません。
通勤に時間を割かれずに、なおかつ、通勤ラッシュのストレスからも軽減される。引き続きテレワーク推進を継続していこうじゃないかと、各企業も思案している最中のようです。
リモートコミュニケーション力を向上していく
業務そのものは軌道に乗せることができたとしても、やはり蔑ろにしてはいけないのがコミュニケーション。
ここは数ヶ月間のテレワーク経験では、まだまだ課題が残ります。
長い間リアルに顔を見合わせての業務に慣れてきたから、空気感を共有できていたことはたくさんある。
それぞれのメンバーが離れた所に居ながらにして、どう共有を図れるのか?
明確な答えは見つかっていませんが、リアルのコミュニケーションよりも、さらに心を配る。
特にメールやチャットなど、文章を通じてのやりとりも増えるので、お互いの「作文力」も精度を高めていく必要があります。
また、ミーティングでも発言する人としない人と明確に分かれてしまいガチなので、とにかく積極的に発言していかないことにはリモートを通じてのやりとりがうまく進められません。
寄せては返す波のごとく。一人一人がこうした点に取り組んでいけば、今後もリモートコミュニケーション力を向上していくことができると思っています。
テレワークの日々で経験したことを今後にも活かしたい
図らずも緊急事態に遭遇して経験したテレワーク。様々な思いを持ちつつブログにも書いてきました。せっかくおこなってきたことだから、今後にも活かしたい。
個人としても企業としてもこれからの働き方について、さらに思料を進めていくべき機会でもあると期待します。
緊急事態の間に書いた記事はコチラです。合わせてお読みください。