こんにちは。2020年春のパンデミックで、テレワークメインな いくみ(@nesan_blogger)です。
テレワークもしばらく経つと慣れてくるもの。
通常業務はそれなりにさばくことができつつありますが、悩ましいのが「シリアスな課題についてのミーティング」
実際に私が経験して、そのポイントだと思った2つのこと。
ご紹介します。
管理職15年の私が考えている「シリアスミーティング」とは
まず「シリアスミーティング」とはどんなことを指すのかについて。
会社の重要決定事項やら緊急案件やら、対象が「事」であるならば、それがいかに最優先であったとしても、リモートミーティングでいかようにも伝え合うことができます。
一方、管理職15年経験の私が「シリアスである」と考えているのは、「人」にまつわる課題です。
部下さんに、注意喚起を促す必要があるとき。新たな業務を担当してもらう必要のあるとき。別部署に異動指示をするとき…etc.
平常時でも、こうしたときは、必ず対面で相手の顔をみながら伝達するのが私の信念です。
テレワークで「シリアスミーティング」をスムーズにおこなう、2つのポイント
とはいえ。緊急事態宣言でテレワーク推奨の最中に、リアル面談をおこなうことが叶わなくなってきています。
「人」の課題って、先送りしてはいけないことが多い。
止むを得ず、お互いがテレワークのリモート面談で実施する必要が出てきます。
実際そうした経験をしてみて、あらためてそのポイントだと感じた2つの点は以下です。
- 画面上でお互いの顔が見えるようにする
- リモート面談だとしても、リアル面談と同様誠心誠意を尽くす
さらに詳しくお伝えします。
画面上でお互いの顔が見えるようにする
我が勤務先では、リモートミーティングの手段としてZoomを利用しています。
一般的な会議の場合、背景に自宅の様子が写ったり、ほぼ身繕いをしていない状況で顔出しするのがはばかられたり…と、多くの社員たちが画面クローズ(音声のみ参加)としていることが多く、私も同様です。
それに慣れてしまうと、いつもと同じ状態で参加しようとしてしまいがちですが、シリアスな課題について個別に話すときは、必ずお互いの顔が見えるようにすることが大切です。
本来ならば直接会って話すべきところ、せめて画面上だけでも顔を合わせる。
できる限り相手の表情や仕草にも気にかけるようにする。
些細な点かもしれませんが、多少なりとも親和性が保てるものです。
リモート面談でも、リアル面談と同様に誠心誠意を尽くす
今回私が対応したのは、ある部下さんについて異動を指示するものでした。
異動前のリーダーと異動後のリーダーにも同席してもらって、4名での面談です。
本人にしてみれば、急な面談依頼で何が伝達されるのだろう?とドキドキしつつ、いきなりの異動指示。
さぞかし負担があることでしょう。
こういうセンシティブな事項について。
私は何故その経緯に至ったのか。そして、送り出すリーダーの気持ちや受け入れるリーダーの気持ちも全て伝えることにしています。
リモート面談でうまくいくだろうか。不安もありましたが、とにかく誠心誠意を尽くす。
どのメンバーたちも、顔を合わせて懸命に伝え合う。
最後には「はい、解りました」と返答がきてほっとしました。
電波でも、思いは伝わるものです。
最後にひとこと
緊急事態で働き方が大きく変わろうとしています。
今まで対面でできていたことも、ままならないときに。
この記事が参考になれば幸いです。