200人以上の部下を見てきた管理職が明かす メンタルケアの限界と葛藤

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こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。

管理職20年やってきて、部下さんの延べ人数は200名以上となります。

残念ながら、メンタルを挫いてしまった人たちも一定数いて、なんとかそのケアに努めようとしてきましたが、常に難しさを実感。

解説します。

部下さんがメンタル疾患にかかってしまったとき

まずは部下さんのメンタル疾患始まりのときについて。

多くは休みがちになって、その後、仕事に出て来られなくなり、休職するようにとの医師からの指示が出る。というケースです。

仕事のことやプライベートのこと、原因も様々なので「この策を取っておけば未然に防げる」と言い切れるものではなく、
もちろん、上司は日頃からできる限りこまめに部下さんたちの様子を見守り、必要な支援を怠らないことが大切ですが、それでも申し訳ないことに気づけてあげられず…ということも少なくありません。

そして、部下さんが休職に入って以降も、もちろんケアを続けていきます。

部下さんの休職中

弊社は現場と産業医の連携がかなり進んでいることもあり、休職期間中であっても定期的に本人と産業医との面談、必要に応じて上司も立ち会ったり、産業医からフィードバックを受けたり…といったケアをおこなっていて、こうした点はありがたいです。

とにかく休んでいる間は仕事のことを気にせず静養に徹してね。と必ず声に出して伝えるようにして、決して「いつ頃戻ってこれそう?」などと言わないように。
ご本人も早く仕事に戻りたい気持ちは山々なのですから、周囲が先を焦らせるような言葉がけをしてはなりません。

また、「休職中はコンタクトしないようにしますね」などと、一見ご本人を気遣っているような気持ちだったとしても、返ってご本人にとっては「見放された」と感じてしまいかねないですから、例えば産業医面談なり、上司からの定期的な連絡だったり、コンタクトのやり方や連絡手段などを必ず確認しておき、実行していくことも大切です。

復職後…残念ながら退職してしまうこともありがち

十分に静養ができて、復職となった後も、いきなりフルスロットルで走れるわけでは当然ありませんから、少しずつ慣らしていくであるとか、場合によっては職種や部署を変えていくことも必要です。

私にとっては、大切な部下さんが病気回復して戻ってきてくれて、またその笑顔を見ることができるのが、とても嬉しくって。

たとえ、他部署でリスタートとなっても、同じ社内に居られるだけで良いのです。

なのですが。

本当に残念でならないのですが再出発した部下さんたちの多くが、その後退職していってしまいました。

病気のことが原因なのか、全く別の何かが原因なのか、実際の本音は何なのかは分からないですが、理由は「転職します」と言われることがほとんどで、それ以上詳しく聞くこともままなりません。

もしかしたら、弊社に留まるよりも、全くの新天地にいることが、より本人の健康維持に役立つということだったのかもしれないし、それなら仕方ないけれど。

つい最近もまた、こうして去っていってしまうメンバーがいて、メンタルケアの難しさをあらためて実感です。

最後にひとこと

部下さんのメンタルケア。

何が正解、ってそれは一つでは決してないのですから、とにかく上司としてできることを精一杯、これからもやっていくのみ、なんですよね。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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