慎重派の息子が30代前半で下した決断 – マイホーム購入で見えた親子の想い

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息子が結婚して2年が経ちました。

おかげさまでお嫁さんと幸せそうに暮らしていて、現在の住まいは借り上げ社宅。利便性もよくなかなか快適そうです。

なのですが、突然「家を買おうと思うんだけれど」と連絡がきて、ビックリ。
夫がファイナンシャルプランナーの資格を持っていることから、色々と資産面での相談をしたいとのことでした。

この出来事、現在進行中ですが、これまで子育てをしてきてそして、息子が独立した今でもこうして大きな決断に寄り添うことができるとはとても感慨深いもの。

なぜならば、息子はあまりこうした”超アグレッシブな行動”を取るタイプではなかったからです。

何事も慎重派な息子

私自身はそれこそ、ピンときたらすぐ行動、猪突猛進!というタイプでした。
だからこそ、ワーママもずっと続けてきて、こうして管理職として過ごせているとも言えます。

その反動か?方や息子は何事も慎重派。それこそ「石橋を叩いて渡る」ってな感じで、繊細なところも多く持ち合わせていました。

何か大きなことを成し遂げたとしても(例えば、大学受験や就職や)「すごいねーー!!」と我が事のようにはしゃぐ私を横目に「そっかー?」とあくまでも淡々としています。

しかも、まだこの記事を書いている時点でまだ30代前半。「家を買う」決断をするなんて、到底想像もつきませんでした。

ピン!ときた息子の熱い想いと、お嫁さんの後押し

前段落でもお伝えしたとおり、今の住まいは借り上げ社宅ですから、このままずっと住んでいても全然良かったはずですが、ふとしたきっかけで今回の物件に出会い、それこそ「ピン!」ときてしまった模様。

以降はもう、あの慎重派の息子のどこに、こんな熱さがあったんだ!とホントびっくりするくらいの猪突猛進っぷり。

そしていきなり相談にやってきた息子の様子に、夫はとても嬉しそうでアレコレアドバイスをしています。

何よりも、お嫁さんはかなり振り回されているに違いないし、今の家は彼女の通勤面でも便利だったようなのに、仮にこの新居に引っ越したら不便になってしまうこと間違いありません。

だのに、ニコニコして「夫がここまで熱心に決めたいって思うことなら私もついていこうと思います」と朗らかに答えてくれるじゃないですか。

なんとありがたいことでしょう。

子供の幸せが親の幸せ

我が家を購入した時に、ゆくゆくは息子に引き継いでいけたらいいなぁ…などと思っていましたが、今回こうして本人たちが新しく家を買うことになったら、ままなりません。

いいんです。

子供の幸せが親の幸せですし、親の家を引き継ぐことが必ずしもそこにつながるわけではない。

余談ですが、私の父も一代で家を建てて育んできて、2人の娘のどちらかに継いでもらいたい、という思いもあったことでしょう。

ですが、姉は姉の、私は私の、それぞれの生活や持家を得て叶えてあげることができず。

結果、父が亡くなった時点で全てを取り壊して無になって土地は他人に売却をしました。申し訳ないなぁ、でも、今回息子が家を買うことになって逆の立場で、ま、それもオッケーだよね。って勝手に理解してます。

親から子への引き継ぎって、そんなもんでいいんですよね。

最後にひとこと

只今建築中の、息子夫婦が入居する(であろう)この物件。

出来上がってさらに彼らの人生が生き生きワクワクとしたものになるであろうこと、今から楽しみでなりません。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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