子どもにこれをやってほしい、ではなく 親が楽しんでいること自体が子どもへのギフトになる

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こんにちは。子育て27年の いくみ(@nesan_blogger)です。

子どもにこれをやってほしい。親ってしょっちゅうそんなことを考えちゃったりします。
私も相当押し付けてきたクチですが(笑)ある時気づいたこと。

それは、親が楽しんでいること自体が子どもへのギフトになる

息子が社会人になっての最近の出来事と、それまでの思いについて。

ご紹介します。

息子からの相談「お母さん、なんかオススメのセミナー教えて」

私の息子は社会人1年生です。今は一人暮らしをしていて、たまに連絡がくる程度。

とある日、電話がかかってきました。よっぽどの用事がない限り電話なぞしてこないので、
ドキドキして「何でしょう?」と訊ねると。

息子

あのですね、私もですね、お母さんみたいに色々学びたいと思うに至りまして。
なんかオススメのセミナー教えてくれませんか?

ねーさん

はいはい、協力しましょう。どんなのがいいかしら?

100年ライフを目指して会社員仕事だけでなく、様々な学びや個人での発信にチャレンジしている私。

息子が学生時代に人生の壁にぶち当たってしまい、親としてどうする術もない…という挫折からなんとか立ち直りたい。 このチャレンジの発端でもありました。

"壁"の最中には「これを勧めてみよう」などと、相変わらず"押し付けマインド"が出てきちゃいますが、全てスルーされます。
ならば、自分が好きなことを楽しめばいいや。

開き直りました。

そうこうしているうちに、本人卒業間近にようやく壁を突き抜けたようで、それからは、私がチャレンジしていることも伝えることができるようになったものです。

押し付けるのではなく、伝える。

ひょっとすると「お母さんは楽しそうだ」と思えたのでしょうか?
今回の相談がきたときには嬉しくなりました。

子どもに幸せになってほしいと願うあまり、押し付けてしまう

そんな出来事がありましたが、そもそもうちの子は反抗期が長く、何事も「親が言ってくることは基本スルー」ばかりでした。

この本はいいよ。このお稽古はいいよ。この学校はいいよ。

子どもが小さい頃は、親の意に応えようと従順に取り組んだりしてくれますが、思春期になり大人になり…と自我が確立されていくと、反発のオンパレード(笑)

親の気持ちとしては、子どもに幸せになってほしいと願うあまり。

ねーさん

ついつい押し付けちゃうのよねー

仮に親から言われてやってみようとしたところで、所詮長続きしない。
自分が子どもの立場だったときを思い返してみると、おんなじです。

仕方ない。親って愚かなものだから。

親が楽しんでいること自体が、子どもへのギフトになる

では、親として子どもに何を送ることができるのだろう?

それは、親が人生を楽しんでいるということ。
本を読んで楽しんでいる、セミナーに参加して楽しんでいる、仕事をして楽しんでいる。

何でもいいから、毎日ハツラツとやっていればいいんです。
「姿を見せる」とか「背中で感じて」とかじゃなくって、とにかく親が自分の人生を活き活きと過ごしている、そのありのまま。

そういえば、私も親から押し付けられたことはほとんど覚えていませんが、父や母が仕事やライフワークに毎日忙しくしている姿は今でも印象に残っています。

結局、それがギフトになるんですよね。

最後にひとこと

息子に、何が学びたいのか?何を推し進めたいのか?を聞いた結果、とあるセミナーを勧めました。

費用捻出に困っていたようなので、「じゃ、誕生日プレゼントにお母さんが奢ってあげるわ」と提案してみたら、ことのほか喜んでくれた。

ギフトがまさにギフトになった…ダジャレみたいですみませんが、子どもが社会人になったりすると、こんなこともきっとありますよ。

ねーさん

焦らず気負わず、相談されたら嬉しいな。くらいに考えておけばよし

息子

どーもどーも〜

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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