「社畜」という言葉にモノ申す 会社員は果たして不幸なのか? 会社勤務37年・私からの意見

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こんにちは。会社勤務37年&女性管理職17年の いくみ(@nesan_blogger)です。

私が長年会社勤務を続けているのは、会社員として生きることが好きだから。

しかしながら、世の中的にどこか「会社員=かわいそう」みたいな風潮があって、その結果創生されたコトバが【社畜】

果たして会社員は不幸なのか?そうでないと思っている私の意見を、この記事で書くことにします。

なぜ、会社員は不幸だという印象があるのか?

「社畜」ってどんな意味なのだろうか?

私自身はこうした感覚をほぼ持つことなく37年間を過ごしてきましたが、きっと何かの閉塞感を抱いている方々もいるのでしょう。

あらためて調べてみます。

社畜(しゃちく)とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を放棄し、サービス残業や転勤もいとわない奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄、あるいは自嘲する言葉である。「会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ
ーWikipediaより引用

なるほど。

「飼い慣らされ」ってもし思っていてそれが全否定ならば辞めればいいし、そうじゃないフィールドを探せばいいし。

もちろん、長い会社員生活で理不尽なことなんて数えきれないことあったけれど、それは「会社員だから」ではなく「仕事人としての悩み」に他ならない。

会社員だろうがそうでなかろうが同じ。例えば、会社員=かわいそう、フリーランス=カッコイイみたいなゼロイチ思考は意味ないです。

なぜ、私は会社員が好きなのか? 4つのポイント

次に、私はなぜ会社員が好きなのかについてお伝えさせてもらいます。ポイントは4つ。

  1. 「好き」×「長くやること」で、専門家になれる
  2. 勤務時間に従事していれば安定収入が確保でき、それ以外の時間は自由に使える
  3. 実績を達成すれば管理職の道が拓ける。すると、経済活動の一旦を担い、人を育てている実感ができる
  4. 女性管理職ならではの、視点を発揮する事ができる

それぞれの企業風土にも依る点もありますが、私は恵まれているかもしれません。詳しくは別記事に書いています。

加えて、2021年からのコロナ禍により、テレワークが自由にできることとなった「働き方改革」についてもポイントとして加わった点です。

「社畜」という言葉にモノ申す

私は会社員が好きなのですが、世の中にはそうでない人が少なくないのかもしれません。

本当はもっと自由な生き方をしたいと願うものの、生活のため家族のため…止むを得ない事情で仕方なく会社員を続けているという話も聞きます。

でもね。

十把ひとからげで【社畜】と面白おかしく揶揄して欲しくないのです。

会社員が幸福なのか不幸なのかは、社会人として生きている一人一人が個別に決めればよいことであって、全体を総称する必要もありません。

最後にひとこと

この記事を書こうと思ったもう一つのきっかけが、私自身の60歳以降のキャリアプランが明確になったからでもあります。

個人的な話で申し訳ありませんが、あと数ヶ月で正社員定年を迎えることとなったにもかかわらず、勤務先からさらにチャレンジングな責任者ポジションをオファーされたのです。

人生100年時代、私の会社員道はまだまだ続く。60歳目前にして、新しいキャリアビジョンが描けるとはビックリです。

こんなことが実現できるのもまた、長く会社勤務をしていたからに他なりません。

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一部上場企業にて女性管理職19年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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