こんにちは。2020年からの新型肺炎流行でテレワークメインとなって1年の いくみ(@nesan_blogger)です。
会社員が会社に行かなくても業務実施ができる。
この働き方を経験しているうちに気づいたのが
「会社員のテレワークは、フリーランスとあまり変わらない自由度があるのではないか?」ということ。
ご紹介します。
会社員のテレワーク、フリーランスとあまり変わらない自由度と思った3つの理由
まずは、その理由について。主に以下の3つです。
- 環境面:満員電車で行き帰りする必要がない
- 時間面:「定時」には拘束されるものの、それ以外の時間は自由に使える
- 成果面:与えられた業務を「納品」することで成果となる
さらに詳しくお伝えします。
満員電車で行き帰りする必要がない
まずは環境面について。
「会社員の苦労」として大きく取り沙汰されることの一つが、ギュウギュウの満員電車での通勤。
確かに毎日のことでなかなか大変だから「これを経験したくないからフリーになった」という声もしばしば聞かれます。
ところが、テレワークになると、そもそもこの経験をしなくても済む。
【会社員=満員電車=辛い】という思考が必要なくなります。
「定時」には拘束されるものの、それ以外の時間は自由に使える
次に、時間面について。
会社員の働き方は「定時」が設定されていることが多く、一部「裁量労働制」が導入されている企業を除き、この「定時」を勤務するのが必須です。
我が勤務先の場合は「月間勤務日数×1日あたりの所定労働時間=月間労働時間」という考え方。
具体的にいうと、1日あたりの所定労働時間が7時間30分。その月の勤務日数が20日間とすると、150時間です。
フレックス勤務制なので、コアタイムを満たしていれば、何時に出社して退社してもよし。
会社との雇用契約に基づいているから、ある意味これも「契約」の一環です。
必要に応じて、残業や休日出勤が発生する場合もあるものの、原則は「契約外」の時間を働く必要は無く、残りの時間は自由に使える。
テレワークをしているからのメリット…ではありませんが、とくに通勤時間が不要になってからは、自由に使える時間が長くなって嬉しいものです。
与えられた業務を「納品」することで成果となる
さらに、成果面について。
オフィスで勤務していると、上司部下それぞれがお互いに顔を合わせて進めていくので、その成果は「共に勤務しながらのシェア」になります。
一方、テレワークだと「同じ場にいてのシェア」という形では無いので、プロジェクトで与えられているマイルストーンや数値目標を元に、各メンバーみんなでそれに向かって日々進めていく。
困ったことや悩み事があったときには、部下さんにはこまめな相談を促す。 上司はしっかりそれをサポートすることに努めれば、リモートでのコミュニケーションも捗ることも経験できた。
どこで働いていたとしても、どの時間帯に集中して取り組んでいたとしても、与えられた目標や業務を仕上げる(納品する)ことで成果となるのです。
会社員とフリーランス、相反する働き方ではなくなってきている
私が考える「会社員の一番のメリット」は「毎月固定収入を得られる」こと。
おそらくそれと引き換えに「不自由度」つまり、通勤のことや決められた場所で仕事をしなければならないことが存在していた。
しかし、テレワークはこの「不自由度」が軽減されて、ある意味「成果納品型」の働き方に近づいているともいえます。
テレワーク推進となる前は、会社員とフリーランス、かなり相反する働き方と語られることも多く、確かにその通りでした。
私は実際に「フリーランス」で働いた経験はないので、感覚的な言い方になってしまい申し訳ありませんが、テレワーク推進となってきたら、さほど両者の垣根は多くないと思えてきた。
おそらく「本当にやりたいことでは無いが、生活のために仕方なく勤めている」というケースもあるのでしょう。
その場合の「垣根」は相変わらずかもしれませんが、私は今の仕事が好きでほぼ自分がやりたいことと合っているので、尚更垣根がなくなってきたなぁと実感するのです。
これからの自分の働き方、在り方をあらためて計画するきっかけにもなった
私はもうすぐ定年を迎えます。正社員としての雇用期間は残りわずかですが、我が社の「定年再雇用制度」を利用して、おそらくその後もまだ勤務し続けようと計画中。
この「テレワーク推進」となる前は、毎日の通勤や同じ場所にいつも拘束されての業務、なかなかしんどくなってきて。
定年後は自分で何かフリーでできることを始めてみよう…と考えていたこともあります。
しかし、この記事でお伝えしてきたような「テレワークの自由度」を感じられるようになってきてからは、続けられるところまでやっていきたいと、考え方にも変化が起こってきた。
コロナ禍という辛い出来事によってもたらされた「会社員のテレワーク推進」ですが、働き方や在り方をあらためて計画するきっかけともなりました。
リビングルームでテレワークを実施するコツについて。よろしければコチラもご参考に。