2019年も山の日直前となりました。
2016年から施行された新しい休日。そこにお盆休みが続いて長期連休となる企業も増えています。
私の勤務先は「一斉夏季休暇」の方式を取っていませんので、各自好きなときに休暇取得していますが、お盆のあたりを一斉休暇としている取引先さんも多い。
街中も心なしかバカンス前で、すでに休暇に向けて大移動…なんだか、フワッフワしているように思います。
この時期はなぜみんなが一斉に休むのだろう?
自分の経験もふりかえりつつ、あらためて考えてみました。
クライアントさんが休んでいるから、心置きなく休める
私が現在勤務している部署は、カレンダーに関係なく業務対応をしているので、ある意味「いつ休みを取っても一緒」ではあるのですが、以前の部署ではほとんどのクライアントさんがお盆の頃に一斉休暇であったため、休みを取るならココだ!…という状況にありました。
社内で起こる諸々のことは、多少対応が遅れてもどうにかなりますが、クライアントさんからの連絡は、即時対応しなければならないことも、ままある。
もちろん、一時的には出社しているメンバーが対応してくれますが、部門責任者としては「休暇を取っているから、私は知りませーーん」というワケにもいかず。
この期間で自分も休暇を取っていると、ほとんど対応が必要なことが発生せず、その意味では「心置きなく休める」ともいえます。
お盆の頃に帰省する
実家が遠方にある…という職場メンバーたちは、この時期に帰省のため休みを取るケースも多い。
親戚のみんなが集まってくるので、という話もよく聞きます。
そもそも、お盆とは?
夏季に行われる祖先の霊を祀る行事。日本古来の祖霊信仰と仏教が融合したもの。
−Wikipediaより引用
祖先を敬い子孫がその時を一緒に過ごす。大切なことなのですよね。
しかし、私自身は実家の両親のそのまた実家は近辺にあり、この時期をそうして過ごすことはありませんでした。
夫の両親とその実家は遠方にあるものの、代々商家のため、店が忙しくゆったり過ごすことは無い。
この時期の特別な習慣に触れることなく、今に至ります。
ただ…我が親族がそんなふうに過ごしていたとしても、ご先祖に感謝する気持ちは大切にしよう。
この記事を書いていて、あらためて思いました。
デメリットも多い
一方、生活をしてゆくなかで、デメリットも多い。
まず、どこの行楽地も、そこへ向かう駅、空港や道路も大混雑。
「民族大移動」などとよく揶揄されますが、ふだん働いている人たちやそのご家族が、一斉に移動しているのでしょう。
次に、飛行機代や旅行代金が高くなる。
「ハイシーズン価格」と称して、平時の2~3割増し、パックツアーに至っては「倍」ということもありがち。
混雑に加えて、コストが嵩む。なかなかツライものです。
ちなみに、私が育児中の際にはあまり無かったですが、職場のママさんメンバーは「保育園が休みで、夫と交代で休みを取らなければならないのです」と嘆いています。
別のママさんは「うちの子の園はやっているけれど、お子さんの数がいつもよりぐんと少なくて、子どもが寂しそう」とのコメント。
これも、ある意味「デメリット」でもあるかもしれません。
今日の一言
これから旅行に出る人も多いのか、休暇前の駅周辺は大きなキャリーケースをかかえた人たちが往来している。
引き換えに、お盆の週は、通勤電車がビックリするほど空いています。
部署が変わってから私も、この時期に出社することが続いている。
電話もほとんど鳴らなそうだし、メールの件数も激減が期待できる…おそらく、ゆったりと仕事ができそうです。
それもまた、よろし。