【制限社員から会社の戦力へ 】女性管理職が語る異動支援で見えた人材活用の極意

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こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。

元部下さんからちょっとしたお訊ね事で、久しぶりにメールが飛んできました。

数年前。
彼女から今後のキャリアで悩んでいると打ち明けられて、色々調整した結果、ご本人の長所や経験をより活かせそうな他部署への異動が実現したのです。

その後大活躍されていると異動先の上司から聞いて嬉しくなったことを思い出しました。

部下さんの部門間異動調整、これまで何度となく携わってきましたが、この部下さんのように「その後大活躍」というのは、意外にも珍しいかもしれません。

スキルや経験を活かせる部署でさらに貢献したい、との相談

この部下さん、仮にNさんと呼びます。

Nさんが弊社に入社してきてくれたときは、お子さんの病気を抱えていました。

介護のために変則的な勤務しかできないため、前部署がシフト勤務の体制だったたことより対応可能…というスタートでした。

英語が堪能で専門的分野での特別な業務経験もお持ちのとても優秀な方なのですが、こうしたご家庭の事情があって「働けるならば仕事内容は問いません」と言ってくれていたのです。

なのですが。

それから2年程経った時に「子供の病気が回復しつつあるので、できれば、自分のスキルや経験を活かせる部署でさらに貢献したいのですが」との相談がありました。

未経験から育てた先輩やリーダーの思いは?

なるほど。状況は理解した。

だけれど、この部署の業務が未経験だったNさんに手取り足取り指導してきた先輩たちにとっては、「事情が変わったから異動したいって…」おそらく複雑な思いを抱いてしまうことでしょう。

Nさんの意向を踏まえて、当時の彼女の直属上司であったリーダーに持ちかけてみたら「正直、彼女がいなくなってしまうのはキツイですが、ご本人の今後のために笑顔で送り出すことにします」との言葉をもらって、頭が下がる思いでした。

次は異動先の検討です。

本人が花開くべき部署にできる限り所属してもらう

会社ですから当然「行きたい部署に自由に行けるわけではない」という前提もありますが、弊社はこうした「部門間異動」はかなり活発におこなわれていて、本人が花開くべき部署にできる限り所属してもらおう…というのがその趣旨でもあります。

部門長同士で直接調整したり、人事部を介したり方法も色々あるのですが、Nさんについては、たまたま私が以前一緒に仕事をしたことがある某部署の長に打診してみたら「ぜひに!」と言ってもらえて、ありがたいことにトントン拍子で話が決まったのです。

その後は前述したとおり「大活躍ですよ」とコメントもらったり、Nさんからも「とても充実していて、皆さんに感謝です」と近況報告をもらったりしていましたが、この度の連絡をもらった時に。

「あの時無理をお願いして異動させてもらって、今の私がいます。本当にありがとうございました」
と言ってもらえて、あらためて嬉しさひとしおです。

異動でハッピーな事例は意外と少ない

冒頭でも書きましたとおり、実はこうしたハッピーな事例って意外と少なくて、異動した部門から「ちょっと問題が発生していて」といったコメントがあったり、本人が上手く合わせられずに結果退職してしまったり…という事例も結構あります。

人の異動とは、本人の思いはもちろんのこと、もともと所属していた部署の仲間や現場で本人をサポートしてくれていたリーダーの思い、異動先の関係者の思い、など、様々に複雑な「人の心」が関わってきますから、色々と難しいことも多くて。

だからこそ、Nさんのように、さらに活き活きと過ごしてもらえてることが、ある意味稀有でもあり、ありがたいです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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