こんにちは。会社勤務37年の いくみ(@nesan_blogger)です。
正社員としての定年をあと数ヶ月後に迎ようとしていたとき。会社から「定年退職通知書」を受け取りました。
頭ではわかっていたつもりでも、いざ目の前に突き付けられるとうろたえてしまうもの。
受け取ったとき心がけておくとよいこととは?3つのポイントをお伝えします。
定年退職通知書を受け取ったとき 心がけておくとよいこと
「定年退職通知書」とは、定年を迎える従業員に対して、事業主からあらかじめその日付や手続きについてを通知する文書です。
通知を受け取ったときにまず感じたこと。それは「とうとう来たか」
ややショックもありましたが、意気消沈している場合ではありません。そのときに「心がけておくとよいこと」を私の経験から3つのポイントに絞ってお伝えすると
- 事実を粛々と受け止め、これからどうしたいか?を決める
- 会社勤務の他に、個人で追求できるやりがいを備えておく
- 健康管理の徹底と生活資金のシミュレーション
さらに詳しく解説していきます。
事実を粛々と受け止め、これからどうしたいか?を決める
まずは受け止める。これが大切です。どう抗おうとしたところで事実なのだから仕方ありません。
その上で、これからどうしたいか?通知を受け取ったら決断のとき。
ここ数年間私自身も悩み惑ってきましたが、幸か不幸か?定年間際だというのに新たなキャリアを課せられたことが決め手となり、迷わず「定年再雇用を希望する」に◯をつけて返しました。
最終的に判断するのは会社ですが、原則、本人の就業状況に懸念点がない限り受け入れるとなっているので、おそらく希望は通るでしょう。
あとは任命されたキャリアに対して着々と計画を進めていくのみです。
会社勤務の他に、個人で追求できるやりがいを備えておく
次に「個人で追求できるやりがいを備えておく」ということについて。
この点は、定年退職通知書を受け取ったそのときというよりも、それ以前から備えておくとよいですが、私の場合はブログ。
正社員は60歳で終わるけれど、人生100年、あと残り40年もある。どう生きていけばよいだろう?と悩んだときに出会ったのが"個人でも情報発信ができる"というやりがい。
詳しくは別記事に書いているので、合わせてお読みください。
ここを整えておくことで、かなり心の余裕をもって事態に臨めます。
健康管理の徹底と生活資金のシミュレーション
私の場合は「定年再雇用」を選択しましたが、それ以外の選択肢も人それぞれ。
方向性を決めていざ再出発…と意気込んでみたものの、肝心の気力体力がついていかなければ元も子もありません。
特に60歳を過ぎて以降は徐々に高齢者の域に差し掛かっていきますから、健康管理の徹底も重要。
仕事の取り組み方以外にも、食事、睡眠、運動など自分なりに決めている健康法をしっかりおこなって、今後も毎日を謳歌したいものです。
加えて経済的側面の変化、特に生活資金についてもシミュレーションをしとくとよい。
退職金、年金、それ以外の資産運用など。この点は私も実はまだまだ検証中なのですが、正社員のときに比べて収入が減少するのは確実なので、想定だけでもしておくと心構えができます。
定年退職通知書は、ただの通過点
ここまで、定年退職通知書を受け取ったときの心がけについてお伝えしてきました。
もしかしたら「最後通告」みたいに思えてしまうかもしれませんが、いやいや。この通知はただの通過点に過ぎないのだから。
"人生第2部の幕開け通知"って考えればよい。ぜひその後のワクワクを楽しんでいきましょう。
私よりも少し後世代の会社員の人たちに、この記事が参考になったら幸いです。