【メンタル疾患を抱える部下さんへの言葉がけ】上司として知っておくべき4つのポイント

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こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。

部下さんがメンタル疾患を抱えているとわかった時、どんな言葉をかければいいのか…何度も悩んできました。

この記事では、上司としてメンタル疾患を抱える部下さんと向き合う際の効果的な言葉がけについて、私の経験も踏まえて解説します。

なぜ、メンタル疾患を抱える部下さんへの言葉がけに悩むのか

メンタル疾患を抱える部下さんへの言葉がけが悩ましいこと。例えば

過剰に気を使ってしまい、かえって相手を恐縮させてしまったり、励ましでかけたつもりの言葉が逆効果になってしまったり…

適切であれば部下さんの心の支えとなり、回復への意欲を高める一方で、不適切になってしまえば、状態を悪化させる可能性もあるのです。

このように、部下さんの回復と職場復帰を支援する上で、上司の言葉がけは想像以上に大きな影響力を持ちます。

だからこそ、その点に留意することでより支援へと結びつけることができます。

では、具体的にどのようにすれば良いでしょうか?

メンタル疾患を抱える部下さんへの言葉がけ 4つのポイント

まず大切なのは、

1)寄り添いの姿勢を示すこと。
「話を聞かせてもらえますか?」「一緒に考えていきましょう」など、部下さんの気持ちに寄り添う言葉を選ぶようにします。

逆に、どうしてそうなったの?といった責めるような言葉は絶対に避けるべきです。

次に意識したいのが、

2)プレッシャーを与えない配慮。
「あなたなら大丈夫だよね」という励ましの言葉でさえ、時として相手を追い詰めてしまうことがあります。回復をせかさず、本人のペースを大切にした言葉がけを心がけましょう。

そして忘れてはならないのが、

3)継続的なサポートの約束です。
「いつでも相談に乗れるよ」「一人で抱え込まなくていいんだよ」といった言葉を、定期的に伝え続けることが重要。この継続的な声かけが、部下さんの心の支えになるのです。

加えて、
4)職場復帰後の適切なフォローも欠かかさないようにしましょう。
「また一緒に働けることが嬉しい」という気持ちを素直に伝え、無理のない業務調整を約束する。そして「困ったことがあったら、すぐに教えてね」という言葉を、折に触れて投げかけ続けることで、安心して働ける環境づくりにつながります。

これら4つの言葉がけのポイントは、決して一朝一夕に身につくものではないですが、相手を思う気持ちを込めて一つ一つ実践していくことで、必ず部下さんの心に届くはずです。

最後にひとこと

メンタル疾患を抱える部下さんへの言葉がけに、完璧な正解はありません。

なのですが、相手の気持ちに寄り添い、継続的なサポートを約束し、焦らず見守る姿勢を示すことで、必ず信頼関係は築けることでしょう。

上司である私たちにできることは、ただ「あなたのことを想っています」という気持ちを、言葉と態度で示し続けること。

それが、部下さんの回復と成長を支える最も大切な一歩だと言えるでしょう。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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