こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。
仕事をしていると、様々に判断が必要なことがあります。
どうしよう?悩んだときに私がポイントとしているのが「違和感があるかないか」という点。
タイミングやら費用対効果の予測やらも、もちろん大切ですがそれだけでは測れないこともあって、「違和感がない」ということが、結果上手くいくのです。
解説します。
違和感があったけれど決めて失敗したこと
まずは、お恥ずかしながら私の失敗例から。
業務上で外部ベンダーさんにサポートしてもらう必要があって、いくつかのベンダーさんに提案をお願いしました。
価格もサービス内容も、当然ですがそれぞれ異なっていて、どこにお願いすべきか?かなり悩ましい。
個別に問い合わせしたり説明を受けたりで「ここだ!」と思ったところが定まったものの、残念ながらタイミングや価格が上手く折り合いそうにありません。
一方、タイミングも価格もこちらの想定通りで進められそうだというところが見つかって、結果、そのベンダーさんにお願いする予定となりました。
なのですが。
色々打ち合わせを重ねていくなかで、何故かスムーズにコミュニケーションが取れません。
ものの言い方が「上から目線」と感じてしまうことが多いのです。
そのベンダーさんの特徴…というより、担当者のキャラなのかもしれないけれど、だんだん疲れてきました。
仕事をお願いする=心的疲労が蓄積する
みたいな図式になってしまって、結果、本契約までに至らず。
外部への業務委託で工数が軽減できると期待してくれていた部下さんたちに、申し訳ないことをしてしまったのです。
ここだ!と最初に思ったところに、再度相談
あらためて「ここだ!」と最初に思ったところに相談してみます。
時期や価格や、以前の提案の内容が変わることではありませんが、色々と細やかにアドバイスしてくれて、とても信頼できそうです。
ちょっとお小言的に「御社にお願いしたいと思うのだけれど、お値段が…」とつい漏らしてしまったら。
担当者さん、笑顔で答えてくれます。「ですよねー。すみません。しかし、必ずやクライアントさんの期待に沿えるように努めるのが当社の信念です」
誠実さも感じられて、ある意味”ストレスフリー”
契約をお願いすることに決めました。その後の対応も期待通りで部下さんたちも張り切って業務をお願いしてくれている。
心底安堵しています。
あれ?違うなぁと感じたときは、止める判断でOK
仕事も生き物ですし、結局は人と人との関わり合いが軸になるから。
少々感覚的な話かもしれずすみませんが、「あれ?違うなぁ」と感じたときは、止める判断をする。
以前にクライアントさんと話をしていたことが蘇りました。
「迷ったときや悩んだときは止める。そうやってきて正解だと思っています」
ある意味、経験則からくる勘所みたいなもの。
その違和感、大事。
管理職が何かを決めなければならないときに、これからも”違和感センサー”を働かせて進めていこう。
あらためて心しています。
最後にひとこと
例え、自分が判断したことが良い結果をもたらすことができなかったとしても。
違和感がなくやってきたのならば、別のところに反省点があるって潔く振り返ることができる。
何よりも。
ついてきてくれる部下さんたちのためにも、そこ、ブレないのが大切です。