コロナ禍がようやく収束へと向かいつつあります。
働き方の大きな変化や行動制限や…コロナ以前には適度に身体が動かせていたことも、気付いたらこの3年間で毎日の運動量が激減してしまって、体重が増える一方に。
どうしたら良いのだろう?辛いダイエットはできればしたくない。
そんな悩みを抱えているときに、治療家・ダイエットコーチ 野上浩一郎さん の本書はとても役立ちます。
なんといっても「辛くない」「食べてもいい」などのキャッチフレーズに心惹かれる。
具体的なポイントや、実際に私が取り組み始めてみたことについてを紹介します。
3ヶ月で自然に痩せていく仕組み ポイント
まずは本書のポイントについて。3つにまとめます。
- 厳しい食事制限や激しい運動は不要
- 誘惑に負けそうなときの「抜け道」も用意してくれている
- 好きなものを食べながらでOK、辛くない
ダイエットというと、ストイックさが必要だったり、食べる楽しみが抑圧されてしまったり…なかなかにネガティブなイメージがつきものですが、それってかなり辛いんですよね。
だから長続きせずに挫折してしまいがち。
本書で教えてくれる様々な方法は、こうしたネガティブさを一掃してくれるものばかり。
実際、野上さんが経営されている整骨院でダイエット指導をされてきて、3ヶ月平均でマイナス5キロ、100%の方が結果を出されているとのことで、その効果を自分もぜひ実感したくなりました。
コツは「3勤1休ダイエット」
具体的なコツとして示されているのが「3勤1休ダイエット」つまり、3日間は決まりごと(食事の内容や時間など)に則して過ごし、1日は何も気にせずOKな”緩めるデー”
これを繰り返しながら3か月かけて痩せていくのが目標。
何よりも、他者から管理されて強いられて…というやらされ感なしに、自分で主体的に取り組むこと。そのためにも、「3勤1休」のリズムだったら無理なく続けられそうです。
ルールは以下の点のみ、というシンプルさもありがたい。
- 3日間は、食べる時間は1日8時間以内、NG30品(例:丼物、揚げ物、スイーツの一部、など)を避ける
- 1日はなんでもOK
- 食べたものと体重を毎日記録する
早速やってみます。
取り組み始めてみたこと
まずはここ最近怖くて遠ざけていた体重計に乗る。
あらまーーこんなに増えちゃってた…呆れを通り越して笑いが出そうになるほどです。
そして、夫に「私はこれから3か月かけてこの本に書いてあることを取り組みます。目標体重は◯◯キロ」と伝える。
宣言したからには、やり遂げるしかありません。
「無性に甘いものが食べたくなった」などの誘惑に負けそうになったときの「抜け道」も10通り以上が書かれてあるので、それも応用編。コンビニや外食の「神メニュー」も大いに参考になります。
また、脂肪燃焼のために効果的な有酸素運動として「早歩き」が紹介されていたので、我が勤務先の最寄駅で幾つかの路線の中から「最も遠い」ものに変えて、朝だけでも3,000歩近く歩数稼ぎが実現です。
3か月後にどう変化できているか?
辛いとか苦しいとかじゃなしに、とにかく楽しみながら続けていこう。
コロナ禍後だからこそ是非実践したい
本書が出版されたのは2021年12月ですが、個人的な事情により、なかなか取り組みができずじまいでした。
この記事のタイトルに「コロナ禍後だからこそ是非実践したい」と書いていますが、実は、仕事上でもコロナに関連することを担当していて多忙を極め、帰宅は毎日22時過ぎ。土日も勤務が発生することがザラで、結果、食事はスーパーの惣菜で済ましてしまうばかり。
しかもあまりにも疲れ過ぎて「ダイエット」に意識を向ける余裕も気力も持てずにいました。だから余計にウェイトオーバーの悪循環です。
数ヶ月前に人事異動でその部署からは離れたことと、コロナ禍が収束に向かいつつあることが重なって、その反動で「なんとかしなければ!」の思いが募り、ようやく取り組み始めることができました。
私と同じようにコロナ後、ダイエットどうしよう?と悩んでいる人へ。是非おすすめの一冊です。