心理カウンセラーの根本裕幸さん、大塚あやこさん、立花岳志さんの「トリプルカウンセラーコラボセミナー」
2017年から毎年夏に開催されていて、2019年は3回目となります。
2017年。私はある悩みを抱えていて、すがるようにこのセミナーに参加しました。
そして、その後事態が好転して今に至る。
2年後の2019年8月4日にあらためて参加をして、気づいたこと。
それは「岐路」についてです。
さっそくご紹介します。
お三方それぞれの「岐路において」
まずはお一人ずつトークセッション。
立花岳志さんのキーワード
立花さんは2019年7月末を以って「株式会社ツナゲル」の代表取締役を退任され、共同経営者であった大塚さんとのパートナーシップも解消。
すべてを一新して、再出発をされたばかりです。
- 自分を客観視する
- 世界はやさしい
- 自分を被害者にしない。相手も加害者にしない。
このメンタリティで幾多の困難を乗り越えられた。心に刺さりました。
大塚あやこさんのキーワード
一方、立花さんから「ツナゲル」の代表を引き継がれ、やはり新たな人生のスタートを切られた大塚さん。
- 「嫌だ」を認める
- 相手が傷つくのでは…と畏れなくてよい
- 肚を決めたら何とか動く
大きな転機を迎えるのに、こうしたことが原動力になったのだと、あらためて感銘です。
根本裕幸さんのキーワード
立花さん、大塚さんお二人の「パートナーシップ解消」のお話を経て、最後は根本さんのセッション。
- 「あきらめ」というのは「明らしめる」という意味。捨てるのではなく、なにかを手放すということ
- 「自分らしさ」で選択する。「自分が選択した」ということが自信につながる
- 「怒り」は溜め込んではいけない
変化や転機という「岐路」は、人生において、しばしば訪れるもの。そのときの心のあり方…とても腑に落ちる言葉の数々でした。
トリプルカウンセラー、クロストーク
次は、カウンセラーさん全員でのクロストーク。
ときどき参加者からの質問にも答えつつ、さらに深い話へと進んでゆきます。
- 心の基礎体力(思考と感情を分ける力)を鍛えよう
- 物事をおこなうのには、尊敬、尊重が土台(まずは自分のことを尊重するからこそ、他者もリスペクトできる)
- 夢を叶えた人が、人の夢を応援してくれる
- 人と人とのネットワークに、助けてもらうことができる
苦しいときもつらいときも。楽しいときも嬉しいときも。
ぶれずに過ごすために大切なこと。
締めくくりのセッションでは、そんなメッセージを受け取らせてもらいました。
私にとっての「岐路」
2017年に参加したこのセミナーは、私にとって忘れられない経験でした。
親子問題で深刻な悩みをかかえていたのですが、これをきっかけに、ある意味「手放す」ことができた。
そして、そのときに教えてもらった「とにかく、親が楽しく過ごす」と念じて、
自分で選択して、自分で決めた生き方を徹することとしました。
いろいろな人たちとの出会いもあって、息子ともしっかり話し合って。
そうしているうちに、彼は自分の人生を再出発させ、今にいたります。
2019年の同じセミナーでお聴きしたキーワードが、まさにすべてあてはまる。
とても不思議です。
これもきっと、私にとっての「岐路」
よろしければ、第1回の参加時に書いた記事をご欄ください。
今日の一言
このセミナーのもう一つの楽しみは、美味しい食事をいただきながら学べること。
今回のお店は、鎌倉市の由比ヶ浜海岸ほど近くにある、Brasserie Gent(ブラッスリー ゲント)
この夏いちばんの晴天。気に満ちあふれていました。
ワンプレートに盛り付けられた野菜やカジキマグロに舌鼓
学びのときを経て、懇親会では材木座海岸のPOST by HONEYで皆と語り合う。
大塚あやこさんに、岐路後の我が親子の現在についても報告ができました。
帰り道に見た夕空も、ふんわりと優しく広がっている。
あらためてこのセミナーに参加できたことに。
感謝です。