神社参拝のお師匠さんである、白鳥詩子さんの処女作「神社で引き寄せ開運☆」が発売されたのが、今から一年前。
本日は第2作目の「神さまとつながる100の開運神社めぐり」の発売日です。
1作目は、そもそも”神社とは?”というお話しから始まり、とくに大切な三社(氏神神社、産土神社、土地神神社)の意味や、参拝のお作法、おみくじの引き方・お守りやお札の扱い方などについてを詳しく教えてくれる、まさに、神社本の決定版。
2作目は、三社以外にも一生のうちにお参りしておきたい全国各地にある神社についてを詳しく紹介してくれる、まさに、神社の”ミシュラン本”・・・といった趣です。
1作目に出会って神社が大好きになり、著者の詩子さんの神社ツアーにも何度か参加させていただきました。
そして、人生に大きな変化が起こった!
本当にワタシにとって無くてはならない大切な書となりました。
発売当時の一年前は、それこそブログはおろか、Facebookも始めたばかりだったワタシ。
その際は、拙いFacebook記事で感想文を書いてみましたが、
あらためてブログにも書かせていただくことにしました。
神さま、神社、とは
そもそも、神社、神さまとはなんだろう。
8世紀に「日本書紀」「古事記」がまとめられ、天皇家の祖先神は天照大御神であると記されています。(その氏神神社が「伊勢神宮」。)
一方、私たち一般の民にとっての祖先。
いわゆる、「八百万の神」といわれるとおり、いろいろな神さまがいらっしゃり、たとえば、氏神様とは、
日本は稲作の国。稲を育てるために人々はある場所に定住し、村ができ、最初は「血縁」の氏族のために、その後、同じ地域に住む人々が「地縁」によって氏子となり、氏神として祀っていくようになったのです。
氏神様は一族を代々にわたり守護してきてくださった神さまです。
つまり、これまでの賢人たち(および、山、川、水、植物、動物・・・などの万物)が、ずっと私たちを守ってくださっている、その魂が神さま。神社とは神さまが鎮座するための場所なんですね。
日本を創ってくださった、いちばん最初の神さまは、イザナギ命とイザナミ命。そこからたくさんの神さまが産まれて今に至る。
まさに、「古事記」に記されていることがすべての始まりである、と本書では導いてくれます。
神社は感謝しに行くところ
「人脈」は「神脈」。うまくいく人ほど神社に行っている!
本書の裏表紙に書かれてあるメッセージです。
それまでのワタシと神社とのかかわりといえば、お正月に「あ。ここの神社に行ってみよ。」的な感じで初詣にお参りしたり、息子がまだ親と出かけてくれる年頃だったときに(笑)元旦の0時に終夜運転の電車に乗って明治神宮にお参りしたり、伊勢神宮や出雲大社など、旅先で有名な神社に行ってみたり。
その程度でした。
一年前に辛い出来事があり、そして出会った本書。
藁にも縋る思いで読破し、そこに書かれてある神さまとのかかわり方。
神社はお願いするところじゃない。感謝しに行くところ。
「感謝」する人は神さまから愛され運気も上がる。
雷に打たれたような感銘を受けました。
今まで、都合よく「○○をお願いしまーーす。」なんてお伝えしていましたが、それ以後は、「いつもありがとうございます。」と、それまで訪れたアチコチの近隣の神社にお参りして回りました。
大切な”三つの神社”
あ。ここの神社に行ってみよ。って思うところは、「崇敬神社」といわれるところ。
もちろん、どの神さまも見守ってくださり、願いをかなえてくれるのですが、特に、ある三つの神社は本当に大切なのだと本書では教えてくれます。
その三つの神社とは・・・
- 氏神神社:先祖代々、祖先神にあたる神さまを氏神として祀った神社のこと。
- 産土神社:自分が生まれた土地を守ってくださる神さまのいらっしゃるところ。
- 土地神神社:その土地に鎮まり、地域を守ってくださる神さまのいらっしゃるところ。
自分の氏神様を調べる方法は、各都道府県の「神社庁」に電話で問い合わせれば教えてくれます。
先祖代々の氏神神社がどれにあたるのかわからないこともあると思いますが、その場合は、土地神神社を氏神様として大切にするとよいそうです。
さっそく調べてみました。
ワタシの氏神神社は、普段は無人の小さなお社である、月読神社さんとのことでした。
神さまを大切に思う気持ちが「お作法」
こうした、神社についての幅広く奥深いことが解説されたのちには、参拝のお作法や、おみくじの引き方、お守りやお札の扱い方など、さまざまなメソッドも伝授いただけます。
どんな行い方でも、もちろんよいのでしょうが、ワタシは本書にあった下記のメッセージがとても響きました。
神社というのは、何千年もの間、自然と感謝の気持ちから起こり、受け継がれてきたもの。そこには、たった一言では説明できない「思い」と「心」が詰まっているように感じるのです。
せっかくお参りするならば、少しでも神さまと「よいお話」ができるようになりたい。
それ以降は、参拝するときには、教えていただいたそれぞれのお作法を行ってみるようにしています。
すると・・・おみくじに書かれてあったことが実現したのです。
神さまに感謝して「お話し」してみたことが、本当に叶ったのです。
なんとありがたいことでしょう。
今日の一言
そろそろ今年も終わりに近づこうとしています。
一年の感謝をこめて、あらためてそれぞれの神社にお参りし、年始にはあらあめてご挨拶をしに行こうと思っています。
世界のなかでも日本特有の素晴らしい文化ともいえる、神社。
白鳥詩子さんの著書は、楽しい人生であれるために神社が力を貸してくださる、よい道標になってくれます。
年末年始を迎える際に、ぜひご一読をお薦めします。
本日発売の2冊目はコチラ