こんにちは。管理職15年の いくみ(@nesan_blogger)です。
2020年の新型肺炎COVID-19(コロナウイルス)の災禍で、会社員の働き方も大きな変化に晒されました。具体的にいいますと「テレワーク推奨」
この記事を書いている同年8月でも、その状況は続いています。
【これからのテレワークについて】現場の若手リーダーたちとディスカッションの機会がありました。
ご紹介します。
そもそも、働き方改革の取り組みが始まっていた
そもそも2019年頃から"働き方改革"ということが取り沙汰されるようになってきて、我が勤務先でも取り組みを始めていました。
そこで常に課題として出てきていたのが「遠隔でいかにコミュニケーションをズムーズに進めていくか?」という点です。
オンライン接続で顔出しをして、あたかもみんながオフィスにいるようにしてみよう。いやいや、そこまでしなくてもいいよね…アレコレ議論しつつ試行錯誤の連続です。
そんなときに、今回のパンデミックに遭遇しました。
とにかく、テレワーク推奨
単なる"働き方改革"の範囲に留まらず、とにかく緊急事態だからステイホームで過ごしましょう。各企業ともテレワーク推奨が急務となった。
その後、緊急事態宣言解除となって、一旦元に戻るかと予想したのも束の間、再び感染者数が増える状況となり、取り組みは継続されています。
今後もこの感染症への対策がどうなっていくのか、解りません。
テレワーク推奨なのか?オフィス勤務でもテレワークでも、どっちでもいいのか?方針も右往左往してしまっているなかで、現場のリーダーたちはどう考えているのだろう。
それを知りたくて、ディスカッションの機会をもらうことにしました。
木じゃなくて森についてを語る
『コロナのことという「木」じゃなくて、今後の働き方という「森」についを語りたいです』あるリーダーが提案してくれました。
私自身もパンデミックのことばかり気にしていて、少々先走ってしまいつつあったので、こうした客観的な意見はありがたいものです。
すると、他のリーダーたちからも次々に意見が出てきます。
- テレワークでも業務が進められるということがわかった
- やはり、懸念点はコミュニケーションについて。遠隔でスムーズにすることは、リアルでのコミュニケーションに比べてハードルが高い
- そもそも、お互いが信頼関係にあるのならば、リアルでも遠隔でもいかようにできるのではないか
…etc.
ふむふむ。なるほど。と相槌を打ちつつ、じゃあどうするべきなのか?なかなか結論に至れません。
さらにディスカッションを続けてきて見出せたこと。
【せっかくテレワーク推奨の流れにあるのだから、仕組みをさらに工夫して、子育てだとか介護だとかライフイベントがあったとしても、変わらず働き続けられることが大切なのだ】
具体的なやりかたについては、もちろん今ここで決めることができなくても、リーダーたちの合意形成ができたことが大きいです。
これからのテレワークについて、長期的に取り組んでいこう
コロナが終息に向かいつつあったとしても、そうでなかったとしても。
コロナは抜きにして、これからのテレワークについて長期的に取り組んでいこう。
緊急事態でやっつけ的に実施してしまっていることも色々ある。制度だったり勤務管理だったり。
後付けで整えていくことでもよい。
私は管理者として「整える側」の立場なので、ここからが正念場です。
最後にひとこと
物事はトップダウンで決めるだけではなく、ボトムアップで決めることが大切なときもある。
今回のディスカッションで、メンバーたちに知恵を授けてもらって、あらためて目標が見出せました。
我がリーダーさんたちみんな、ありがとう。感謝です。