こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。
部下さんが体調不良で何日か休んでいました。風邪のような症状が続いたようで、しばらく後に回復されてホッとしたのも束の間。
今度はまた違う症状が起こり…心配です。
どう寄り添ってあげればよいでしょう?私の経験を踏まえて解説します。
部下さんが体調不良を訴えてきた時
まず、上司として行うべきは、できる限り早く病院に行くように強く勧めること。
なかには「今業務が立て込んでいて、、落ち着いたら行きます」と返事をもらうこともありますが、責任感はとてもありがたいものの、仕事は後回しでいいから。
そして差し支えない範囲で、体調はどんな様子なのか?聞かせてもらうようにしています。
私は当然医療関係者ではありませんが、なにせ長年生きてきて色々病気に罹ってきているゆえ、自分の経験が何かの役に立てたら…という思いからです。
今回の部下さんとも、そんなやりとりをしました。
部下さんの様子を傾聴、自分が伝えられることがあればアドバイスする
「よかったらご様子教えてくれませんか?」
すると。
数ヶ月前からいくつかの不調があり、病院で検査をしていて、そろそろその結果が出るとのこと。
話しを聴いているうちに、私が以前に罹ったのと似たような点があったので「私は◯◯という病院で、色々診てもらえたよ」と伝えたのですが、後日ご本人からLINEがきて
「検査の結果が出て、いくみさんのと同じ病院を紹介されました。近々行ってきます」と報告をくれました。
そっかー、心配だね。
どうぞくれぐれも体調第一でお大事にして。
◯◯病院はいつもかなり混んでるから、早目に休み取って行ってきてね。
アドバイスをしてみます。
上司は部下さんの健康を見守る義務がある
今回はたまたま自分が経験したことを伝えられましたが、もちろんそうでない時も多いです。
病気は個人的なことでもあるから、上司がどこまで詳細を把握すべきか悩む点もあるものの、何よりも毎日共に過ごして一緒に仕事をしている仲間だから。
そして、上司は部下さんの健康を見守る義務もあります。
病気に罹ってしまうと、とてつもない不安に襲われますから、少しでも力になってあげたい。
どれが正解なのかは一律ではありませんが、こうした気持ちをもって部下さんの体調不良に寄り添うことが大切です。
部下さんが体調不良の相談があった時 やってはいけないこと
逆に、部下さんから体調不良の相談があった時にやってはいけないこと。
それは「業務優先の発言」特にご本人が病院に行って診断を受けてきた場合は尚更。
具体的には
- あなたに今抜けられたら困る
- 今後の業務をどうしよう
…etc.
ご本人への信頼感があってこその言葉かもしれませんが、病気に立ち向かおうとしている人にとっては、ハッキリ言って余計なおせっかいに他なりません。
誰かが1人抜けてしまったとしても、業務を回していくのが上司の責務ですし、そのための段取りを大急ぎですれば良いのです。
最後にひとこと
今回の部下さんから、あらためて報告をもらいました。
残念ながら幾つかの治療を要して、しかも、日常生活にはかなり気をつける必要があるとのこと。
休む必要があれば、いくらでも休んでほしいし、仕事を続けることが可能ならば、在宅勤務優先で構わない。
何よりも。
少しでも早く回復してくれることを願って止みません。