さまざまな発酵食の作り方を教えていただき、美味しい試食タイムもある。
発酵食の師匠、梅村小百合さん主催の「うめちゃんの発酵教室」は折々の季節に合わせて、バラエティ豊かな講座を開催されていて、参加するのがとても楽しみです。
今回のメニューは、春キムチ3種。
冬の旬である白菜を使った「キンジャンキムチ」はじっくり発酵させて長い時間をかけて食べてゆくもの。
先日、そちらのクラスにも参加しましたが、もうすでに完食(笑)
残念ながら、キンジャンキムチの季節は終わってしまったけれど、今度は春野菜(新玉ねぎ、春キャベツ、ニラ)で作る、「春キムチ」を教えてもらいました。
キンジャンキムチに比べて「ササッと作ってすぐに食べられる」のも魅力。彩も鮮やかで食欲がそそられます。
調味料と材料が並ぶ
会場である、Kitchen Beeに着くと、お出汁のいい匂いとともに、調味料や材料がお迎えしてくれました。
豊洲市場を中心に仕入れてくださっている、新鮮なお野菜や果物たち
まずは、梅村さんの講義です。食材や発酵にまつわる趣深いお話をいつも聴くことができ、やる気満々になる!
調理開始
さて、調理開始。
最初に、玉ねぎの下ごしらえから。8等分に切って、塩水に漬けます。
次は、和えたり擦り込んだり…と、キムチには欠かせない「ヤンニョム」を作る。
りんご、人参、ニラなどを細かく刻みます。
今回は6名の参加者でしたが、みんなでワイワイしながら刻むと、細かい作業も苦になりません。
出汁(ディポリ)は小アジを使って、先に梅村さんが作っておいてくれます
これらを調味料とともに合わせると、ヤンニョムが完成。
春キャベツは刻んで塩揉みしたのち、2〜3時間置く。
粉唐辛子やニンニク、生姜のみじん切りやアミの塩辛などで作った漬け汁を、帰宅してから和えると食べられます。
ニラのキムチは、すぐに食べられるのが嬉しい。
粉唐辛子や醤油、ごま油などの調味料を混ぜる
コレをニラと和えるだけ。ニラはやや大きめ(一本を4等分くらい)に切るのがシャキッと味わえるコツです
1時間ほど塩水漬けしておいた玉ねぎ。引き上げるとこんなふうに開いてくれています
一枚ずつの隙間にヤンニョムを擦り込んでゆき、出来上がったものをアイキャッチにしました。
彩鮮やかで、お花のように見えるのが楽しい。冷蔵庫で保存して、2日後くらいから食べられます。
試食タイム
ひととおり調理を終えたら、お楽しみの試食タイムですw
梅村さん特製の「ニンニクの芽の醤油漬け」シャキシャキしていて、かつ、お醤油が沁み渡ってアメ色に輝いている。
ご飯が何杯でも進んじゃいます
ニラのキムチはすぐにいただける。胡麻油や唐辛子と程よく絡んで、絶品です
新玉ねぎのキムチの応用編、タコとともに炒め合わせる。コレも逸品だなー
「作品」をジプロックに入れて持ち帰ります。(ちなみに、帰宅後「ニラのキムチ」は夫と息子で速攻完食されてしまいました、笑)
今日の一言
じっくり発酵させるキンジャンキムチと、さっと和えて食べられる春キムチ。
どちらも滋味深く、季節に合わせてのさまざまな発酵食の楽しさを、あらためて知ることができました。
この後は夏に向けて「水キムチ」のクラスも予定されているとのこと。
詳しくは、梅村さんが運営していらっしゃるキッチンスタジオ「Kitchen Bee」のサイトをご欄ください。
これまでに参加したクラスについては、コチラの記事もどうぞ。
コチュジャンは万能調味料 「うめちゃんの発酵教室」 Blavo!発酵食品
うめちゃんの発酵教室 寒造り味噌仕込み 10ヶ月の発酵の時を経て完成!
うめちゃんの発酵教室『イカの塩辛仕込みクラス』 持ち帰った一夜干しのイカで再び塩辛を作った "二度美味しい"が楽しめる