【歯科健診】定期的な通院で10年間虫歯知らず メリット・手順・費用

広告

歯医者さんって、できればアンマリ行きたくないですよねー。
10年くらい前までの私にとって歯医者さんとは。虫歯が痛くて辛くてどーしよーもないときに行くところ、ってな感じでした。

何しろあの、キーキーした治療器具の音。ずーっと口を大きく開けてるとアゴが攣りそうになっちゃう。
独特の椅子に座るだけで身体が緊張してきます。

しかしある時。
虫歯やら親知らずやら、スッゴイ時間もお金もかかって治療…という散々な羽目に。
そんな折に現在かかりつけの歯科医院に出会い、歯のお掃除(歯科健診)を勧めてもらいました。

それ以来、4〜5ヶ月おきくらいに通院するようにしたら、おかげさまでこの10数年間虫歯知らず。古い被せ物の中で虫歯が再発していることはありましたが、新規で虫歯になったところはありません。

「歯科健診」メリット・手順・費用について、ご紹介します。

「歯科健診」メリット

まずはそのメリットについて。ポイントは以下の3つです。

ココがポイント

  1. 普段の歯磨きだけでは取りきれない歯石の除去で、歯周病予防が可能
  2. 自分では判断できない「親知らず抜歯」について、アドバイスをもらえる
  3. 無意識のうちに「食いしばり」をしてしまっていることの対策を教えてもらえる

さらに詳しくお伝えします。

普段の歯磨きだけでは取りきれない歯石の除去で、歯周病予防が可能

「歯石」とは。

歯の表面に沈着する灰白色、黒褐色の石灰化した物質です。
ー中略ー
歯垢(プラーク)は、歯みがきや歯間清掃用具(デンタルフロス)などで除去できますが、歯石に変化してしまうと、歯科医院等で歯石除去(スケーリング)を受けなければ取り除くことはできません。
放置すると歯石はどんどん硬くなり増えていきます。歯石の表面はでこぼこしているので、ますます歯垢が付きやすくなり細菌の温床になる恐れがあります。
また、歯石があると歯肉に炎症も起きやすくなります。そのため、歯石の除去は歯周病予防にとても大切となります。
「LION」ウェブページより引用

自分でケアしているつもりでも、なかなか万全でないことも多くって、だからこそ、定期的に歯科医院で除去してもらうことが大切。

かかりつけ医院の歯科衛生士さんから「定期的にチェックしておけば歯の健康が保てるし、溜まってしまった歯石は歯周病の原因となる。残念ながら医院でしか除去できないんです。」と教えてもらうまでは、その重要性について認識していませんでした。

自分では判断できない「親知らず抜歯」について、アドバイスをもらえる

歯石除去だけでなく、歯の状態をアドバイスしてもらえるのも歯科健診のメリット。

特に「親知らず」について。私は残念ながら上下左右4本生えてしまっていて、最後の1本を抜歯する決断がなかなかできずにいました。

歯科健診の度に「抜いた方がよいですよ」と勧められて…とうとう意を決して抜歯をしました。詳しくは別記事で書いています。

無意識のうちに「食いしばり」をしてしまっていることの対策を教えてもらえる

セルフケアや健診で色々と予防に努めようと頑張っていても、寝ている間の「無意識の食いしばり」が歯にダメージを与えてしまっていることもあるようです。

時々某箇所が虫歯みたいに痛むことがあって、健診のときにチェックしてもらうと特に虫歯の可能性がなさそう、では何が原因なのか?と訊ねてみると。

食いしばりによるストレスの可能性が高いとのこと。

対策としてはマウスピース装着が奏功するとのことで、マイ・マウスピースを作ってもらい就寝時に装着することにしました。

やはり別記事で書いています。

「歯科健診」手順 かかりつけ医で継続的にケアしてもらうのがオススメ

次に健診の手順について。

歯科医院との相性も色々ありますが、とにかく一箇所決めたら継続的にケアしてもらうことが良いです。

私のかかりつけ歯科医院は近所スーパーのフロア内にあり、土日祝も開院していて通いやすい点もポイントになりました。

受付時に問診票を記入します。

名前を呼ばれて入室。なんてったって、並んでいる器具に軽く拒否反応(笑)

問診表を元に歯科衛生士さんから簡単なヒアリングののち、お掃除開始。まずはうがいから。

その後の手順は以下のような感じです。

  1. 空気を当てて、沁みるところが無いかのチェック
  2. 歯茎をツンツンして(名前を知りませんが、先が棒のような専用器具)歯茎状態のチェック
  3. 歯石除去
    ※この時のキーキー音がどうにもニガテ‥‥緊張しガチなときは深呼吸ならぬ腹呼吸でしのぐ
  4. 専用歯ブラシでクリーニング
  5. フロス(糸ようじ)で汚れを取りきれなかった隙間のお掃除
  6. 結果のフィードバック

歯周ポケットの状態を図で示してある結果をもらって帰ります。

「歯科健診」費用

以前は保険診療外(自由診療)で一回につき5,000円ほどかかっていましたが、2020年の診療報酬改定に伴い保険診療が一部適用になったそうで、その後は3,000円弱で済むようになりました。

所要時間は1回につき30分ほどです。

直近で受けた健診の領収証はコチラ。このときは「虫歯があるかもしれない…」と相談をして画像(レントゲン)を撮ってもらったので費用がプラスになっていますが、よろしければご参考に。

最後にひとこと

2022年5月時点、政府基本方針案で、国民に毎年の歯科健診を義務付ける「国民皆歯科健診」制度の検討とのこと。

定期健診で歯周病などの病気を悪化前に見つけ、1人あたりの生涯医療費を抑える狙いがあるそうですが、法制化されるかどうかはさておき。

歯の健診、ぜひオススメします。

Youtube

ランキングに参加中!
にほんブログ村のランキングに参加中です。下のバーナーをポチッと押して、応援いただけると嬉しいです。
にほんブログ村 転職キャリアブログ キャリアへ
にほんブログ村

ご提案・ご依頼を受付しています
この記事について、または「ねーさんらいふ」運営者へのご提案・ご依頼を受付しています。

広告

この記事を書いた人

アバター画像

いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

→詳しいプロフィールはこちら

→メルマガ登録はこちら