長年生きていると。
折々いろんな節目があって、いろんなことが起こります。
人生も「春夏秋冬」みたいなもの。春もあれば冬もある。50年を過ぎると、なんだか「ぐるっとひと回りした」ような気がしています。
20代、30代、チャレンジして失敗して悩む
ワタシは1962年生まれ。この記事を書いているのは2019年3月なのですが、もうすぐ誕生日がくるので57歳を迎えようとしています。
振り返ってみると、20代、30代の頃はチャレンジと失敗と悩みの連続。
本人的には毎日が猪突猛進。ある意味「春〜夏」だったのかな?
アッチにぶつかりコッチにぶつかりしてゆくうちに、少しずつ「どうすればいいのか?」ということが見えてきたように思いました。
でも、結構トゲトゲしていて、イヤなヤツだったかもしれない(笑)
40代…だのに、かなり惑う
続いて40代。
「不惑の年」とはよく言われますが、それどころかワタシの場合は、惑いの真っ只中。
仕事が本格的になったのもこの年代で、子育てもこの10年がもっともシンドかったかもしれません。
とにかく、なりふり構わず。
そうこうしてゆくうちに"作物"が出来上がって、収穫の秋‥そんな感じです。
50代前半は冬、後半は再び、春
そして、50代ともなると。
アレコレ築いてきたことが、なぜか突然音もなく崩れ始める。
仕事も子育ても全てが、冬の闇の中に陥っちゃった。
そこで、はたと気づいたのです。
ワタシは、これまで、感謝の気持ちが全然足りていない。
ワタシは、好き勝手にやってきて、何ら世の中のお役に立てていない。
とにかく、学ぼう。
とにかく、感謝しよう。
すると。
不思議なことに、気持ちが少しずつ冬から春へと、向かってゆくのです。
人との出会いや、仲間との語らい。
ブログで発信することや、読んでくださる方がいること。
働いて収入を得ることのありがたさ。
もちろん、見た目や体力は衰えてくるのだろうけど、それすらも、ほとんど気にならない。
とにかく、感謝、感謝なのです。
そして、ぐるっと50年が過ぎて
そんなふうに「春夏秋冬」を繰り返すのも、またコレ人生なのかな。
ぐるっと50年が経ってしばらくしたら。気持ちが楽になってきました。
とにかく、何事もホントに気にならない。
あるがまま、なすがまま。
人生って、おもしろいよー。
年取るって、楽しいよー。
この期に及んできたら。あらためて思うのです。
今日の一言
もうすぐ還暦になろうとしているワタシですが。
なんだか今が「この世の春」(笑)
でもきっとコレからも再び、春夏秋冬が巡ってくるのだろう。
そうして、100歳に向かって、さらに苦しかったり楽しかったり。いつまでも繰り返していたいもんだ。
☆アイキャッチは、ワタシのプロフィール写真を撮ってくださった、空気感フォトグラファー・花村貴史さんのnote継続課金マガジン「空気感フォト」から使わせてもらっています。
空気感フォト|花村貴史|note