神奈川県の葉山町にある、レストラン ラ・マーレ
葉山鐙摺(あぶずり)港入り口の海沿いに建っていて、360度海が見渡せる絶景。地素材の鮮魚やお野菜を使った「フランス風創作海辺料理」が美味しいお店。
1977年の創業から30年以上しばしば訪れている私から、ブラッセリーのカジュアルメニューや2階レストランのフルコースメニュー、店内の様子、行き方などのおススメポイントをご紹介します。
「ラ・マーレ」ランチメニュー
ランチメニューは、フルコース(要予約)と、アラカルト料理中心のカフェ・ブラッセリー( HARRY’S)の双方があります。
店内1階のブラッセリーはランチタイムの席予約はできませんが、カジュアルに楽しめるのと、カフェタイムでもフードのオーダーが可能です。
休日ですと、少々混み合っていることもありますが、周辺の海や港を散歩しながら待つのも一考です。
2020年9月訪問
季節ごとにメニューの変化がありますが、2020年9月に訪問した際にいただいたもの。価格は全て税別です。
”定番”小魚のフライ。今回のお魚はワカサギ。カリッとしてほんのり塩味が嬉しい。600円
オリジナルソーセージの盛り合わせ。チーズが練り込んであったりパリッとした美味しさ。900円
名物のお刺身サラダ。今回はヒラメと太刀魚、サッパリしたドレッシングとよく合います。1,500円
本日のパスタ。今回はボルチーニ茸のボロネーゼ。ボルチーニ茸の香りとひき肉のトマトソースが絶品。
1,400円
飲み物はいつも「葉山ボウル」というカクテルを頼んでいます。メニューには載っていないのですが、ずっとこのカクテルが気に入っていて、頼むと出してもらえる。
ジンライムに似たテイスト。銅のコップも美味しさを演出してくれます。1,000円
メニューはこんな感じ。
2019年5月訪問
2019年5月訪問の際にいただいたもの。
地素材(佐島)鮮魚のカルパッチョ。
湘南名物「シラス」のアヒージョ。オリーブオイルとの相性抜群。
ソフトシェルシュリンプのフリッタータ。サクサクして美味しい
お料理は1品が600円〜1,500円くらい。ドリンク(アルコール)は800円〜1,000円、ソフトドリンクは500円前後(税別)です。サービス料はなし。
フルコースメニュー 2021年5月訪問
いつも1階のブラッセリーを利用することが多いですが、初めて2階レストランのフルコースメニューを食べてみました。
事前に予約してから行くのがオススメです。
メニュー。ハヤマコースとラ・マーレコースの2種がメインです。
今回は「ハヤマコース」をセレクト。
2階はゆったりとテーブルが配置されていてより寛げる雰囲気が嬉しい。
最初に出てきたのが「シェフからのおもてなし」台湾パイナップルと生ハムのタルタル。サッパリした味わい。
前菜。加賀太胡瓜、ホタルイカ、イワシ、そら豆をトマトとセロリのジュレに絡めた和え物。ひとつひとつの素材の味が活かされています。
フラン(グラタン風茶碗蒸し)底の方にたくさんの野菜素材が詰まっています。
魚は「サワラのベニエ」低温でローストした半生のサワラがカラッと揚っていて、桜海老のソースともベストマッチ。
肉は「イベリコ豚のソテー」クレソンのソースがエスニックっぽい味わいで、発酵生クリームソースとのコントラストが楽しめます。
デザートは「3種盛り」チーズケーキ、バニラとフランボワーズのシャーベット。程よい甘さが食後にピッタリ。
お会計は、税・サービス料(10%)込みで、6,050円。お味はもちろんのこと、量も程よく大満足です。
店内の様子と景色
1階ブラッセリーは、テラス席と店内席とそれぞれありますが、ウッカリ席の様子を撮り忘れてしまいました。
エントランスでは季節のお花が迎えてくれます。
明るくて気持ちいいバーカウンター。
周囲は葉山の海が360度広がっていて、富士山が望めることもあります。
国道134号線付近から見えるお店の全景です。
「ラ・マーレ」行き方 最寄りはJR逗子駅
車ですと、国道134号線から「鐙摺」交差点を右に曲がってすぐです。
ただ、道路が常に渋滞しているのと、私はお酒をいただくことが多いので、いつも電車で行きます。
最寄駅はJR横須賀線の逗子駅。
改札口(一箇所)を出たところ
駅前広場にある看板。観光心をそそられます
電車を降りたら、バス3番乗り場で「葉山一色」又は「福祉会館行き」方面乗車。5つ目「鐙摺(あぶずり)」バス停まで約15分、下車後は徒歩1分。運賃は200円です。※2020年9月現在
何かと渋滞しがちなのと、バスそのものも混み合っていることが多いので、家族で行く時はいつもタクシーを利用しています。所要時間は10分ほど。タクシー代は1,200円前後です。
日影茶屋
さて、ここでちょっと、レストラン「ラ・マーレ」の歴史をご紹介します。その母体は、江戸時代から続く料亭・日影茶屋。ラ・マーレも「CHAYA GROUP」のなかのひとつ。
HISTORY
江戸中期 鐙摺港近くの料理茶屋として創業開始
昭和26年08月 有限会社 日影茶屋設立
昭和47年09月 洋菓子パティスリー ラ・マーレ・ド・チャヤ葉山本店 開店
昭和47年11月 洋菓子パティスリー ラ・マーレ・ド・チャヤ逗子店開店
昭和52年08月 レストラン ラ・マーレ・ド・チャヤ 開店
日影茶屋は、ラ・マーレから国道134号線沿いに戻った向かい側にありますが、残念ながらまだ行く機会がもてていません。
パティスリー(喫茶)は何度か訪れたことがあります。ちなみにこちらのスウィーツは、ラ・マーレでもいただくことができます。
「ラ・マーレ」は以前「ラ・マーレ・ド・チャヤ」という店名でしたが、2016年に店内の改装もおこなわれ、現在の店名になりました。
お店のすぐ奥に鐙摺港があります。
帰りは逗子駅までウォーキング
帰りは、バスがやはり時間が読めないので、歩いて逗子駅まで戻ります。(所要時間:30分くらい)
途中にある「レッド・ロブスター」もう30年以上前からあるのです。昔はTV CMでしょっちゅう流れていたけれど、最近では見かけなくなったなあ。
風情のある橋(富士見橋)を渡って海とはお別れ。この川沿いにあるマンション。マリーナが併設されていていかにも湘南らしい
「ラ・マーレ」お店情報
所在地 | 神奈川県三浦郡葉山町堀内24-2 |
---|---|
予約・お問い合わせ | TEL:046-875-6683 |
アクセス | 【車】横浜横須賀道路 逗子インターより逗葉新道経由にてR134逗子海岸手前 「渚橋」交差点を葉山一色方面へ左折。渚橋より、最初の信号を過ぎ、左手。(逗子インターより約10分)駐車スペースに限りあり。 【電車とバス】JR逗子駅より(3番乗り場) 「葉山一色」又は「福祉会館行き」方面乗車にて5つ目「鐙摺(あぶずり)」バス停下車 下車後、横断歩道を海岸側へ横断。(鐙摺バス停より徒歩1分) |
営業時間 | ランチタイム 11:30~14:30 カフェタイム 14:30~17:00 ディナータイム 17:00~21:00(ラストオーダー20:00) |
予約 | 1Fカフェ・ブラッセリー:ディナーのみ予約可(ランチは来店順) 2Fレストラン、3F個室:電話にて予約 |
ウェブページ | LA MARÉE |
おまけ
逗子駅前にある、「ビーカー入り手作り焼きプリン専門店」のマーロウ逗子駅前店
名物のプリン。様々な種類がありお土産に最適です。
駅弁の「大船軒の鯵の押し寿司」もお土産におススメ。夕方になると安くなっていることもあって嬉しい。
神奈川県湘南海岸沿いのレストラン。コチラの記事も合わせてお読みください。