「育休パパ」を応援します!女性管理職が語る男性育児休業の現実と希望

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こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。

取引先の担当者さん(男性)から「育児休業します」と報告をもらいました。

その会社さんは、どちらかというと年配の方が多いこともあるからか、社内で初の「育休パパ」だそうです。
弊社でも育休パパ、まだそんなにメジャーではないですが、応援したい。

そんな思いを込めて、また、身近な部下さんたちの状況や、育児休業自体を取得していない自分の経験も踏まえて、この記事を書きます。

男性の育児休業はまだ少数派

昨今「ダイバーシティ」の取り組みが広がってきいて、男女共にに子育てと仕事もお互いに楽しみ分かち合っていきましょう、という風潮が進んでいるように感じます。

一方で、男性の育児休業は女性に比べてまだまだ少数派。

この記事を書いている2025年4月に育児・介護休業法がさらに改正されたことも、その後押しを目指しているのかもしれませんが、一朝一夕にいかないのも、また現実。

休業中は原則給与支給がありませんから、夫婦共に育休取得してしまうと経済的な課題に直面してしまいます。

かといって、ママが産休後すぐ復職して、パパが育休で…というのもなかなか難しい。制度的にこのパターンは可能かと思いますが、実際には、出産してしばらくは子供と目一杯一緒に過ごしたい、母親としてはその想いも大きいのではないかしら。

自分の身近でも男性部下さんの育休取得はほぼゼロに近い

私自身は出産前に一旦退職をしていて育休の経験がないのですが、今は女性部下さんのほぼ100%近くが育休を利用していて、もちろん全力で応援していますが、男性部下さんの取得ほぼゼロに近い。

おそらくご夫婦で話し合って決めていることでしょうが、やはり前述した「経済的な課題」「母親として子供と目一杯過ごしたい」といった点が、結果として「ママ育休がメイン」ということとなっているのかもしれません。

とはいえ、もし、男性部下さんが育休取りたいと相談があったら、同じように全力で応援します。

休むことになったら、今後のキャリアに何かしら影響があるのでは??みたいな心配が男性はより多いかもしれません。でも、長いビジネスパーソン人生の中の、例えばほんの1年、ぜんぜん気にしなくて構いません。

もしかしたら上司の気質的にそう捉えないタイプもいるかもしれませんが、私はそう考えています。

元部下さんが楽しそうに「育休パパ」の経験を語っている姿に感動

以前、元部下さんと社内でバッタリ会って、「最近まで育休パパやっていました。娘のそばにずっといられてとても楽しかった!」と教えてくれました。

満面の笑みで語ってくれる彼の姿に感動。

詳しくは別記事に書いていますので、ぜひお読みください。

最後にひとこと

余談ですが、前書きでお伝えした「取引先の担当者さん」
上司からは「えーーー?休むの??」と驚かれてしまったとのこと。他社さんのことですから、私がどーこー口を挟む立場ではありませんが、いやいやあなた、そのリアクションNGでしょうが。と、つい説教(笑)したくなっちゃいました。

現在の我がチームには男性がいないので、なんだかこの取引先の担当者さんのことが我が事のように心配でなりませんが、部下さんじゃなくても、この担当者さんを応援したい気持ちに変わりありません。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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