こんにちは。女性管理職15年の いくみ(@nesan_blogger)です。
会社勤めをしていると、毎年10月と4月は人事異動に遭遇することが多い。
ある部下さんの異動が決まり新しい部署に送り出そうとしていたところ、9月の最終日にメールが送られてきました。
この部下さんとは色々な思い出があります。
これまでの感謝とこれからの活躍を願って、ブログに書くことにしました。
ご紹介します。
1年前は悩みを抱えていたけれど、その後活躍してくれていた部下さん
遡ること1年前。この部下さん、先輩との関係や業務の進め方について悩みを抱えていました。
我が勤務先は東京都内にありますが、別のエリアに在住していてテレワークをしているメンバー。
このままリモートでやりとりしていても、ちゃんと向き合うことができないから…と彼女の住むところまで会いに行くことにしたのです。
突撃してきた私の勢いに圧倒されてか(笑)しきりに恐縮しているけれど、面と向かって色々な話ができて、これまで辛い思いを抱え込んでいたことも教えてくれました。
笑顔は見せてくれるものの、どこか元気がない。
「またいつでも会いにくるからね」と伝えて、その場を後にしました。
しばらくは心配が続きましたが、とあるプロジェクトの主担当を任せることになって、ご自身の得意分野をどんどん発揮できる機会を得てくれたのです。
クライアントさんからも絶大な信頼を得て、水を得た魚のように活躍している姿が嬉しくてなりません。
異動前日にもらったメール
そして今回の異動。もちろん彼女の活躍があってこそのことです。
私のチームからは離れてしまうのが寂しいけれど、これからも陰ながら応援しよう。そんなときに彼女からメールをもらいました。
ねーさんが私の家の近くまできてくれた、あの日のこと。鮮明に覚えています
正直あのとき、かなりしんどかったんです…今の私があれるのは、ねーさんのおかげです。お世話になりました
そんなふうに思ってくれてたんだ。なんとありがたいことでしょう。
チームを率いているとこんな嬉しいことがある。もちろん大変なこともたくさんあるけれど、私についてきてくれたこと。
遠く離れているから、なかなか会えないのがもどかしい。
「ありがとう、そして、これからも応援しているよ」心の中でエールを送りました。
最後にひとこと
会社員にとって、10月と4月は出会いと別れの時季。
そんな繰り返しがどこか切なくどこかありがたく、そうして私自身も女性管理職16年目の10月を迎えることになりました。
部下さんたちにあらためて感謝です。