離れている部下さんへ 会いに行くと決めた日【女性管理職の仕事日記2019.9.3】

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業務を上手くこなすことができず、悩んでいた部下さん。

先輩から指導を受けつつ一生懸命取り組んでいるものの、なかなかスムーズに運びません。
体調を崩してしまったり…と、少々様子が気になって言葉をかけてみます。

「その後いかがかしら?」

すると。

「私、ご迷惑をおかけするばかりだから、無理かもしれないって思い始めています」
…そこまで思い悩んでいたとは、気づくことができず申し訳ない。

彼女は在宅勤務をしているので、とにかく会いに行くことにしました。
離れているからこそ、何かあったら飛んで行かねば。

今回はそんなお話です。

人それぞれに、個性がある

このメンバーさん。いわゆる「天然」なタイプで、自己流に突っ走りやすい。

側から見ていてもそれが分かるのですが、リーダーを始め指導する側のメンバーが苦労していました。

ここで、「指摘をしても全く響かない」となってしまうならば、その適性是非を判断するしかないけれど、彼女はその都度「改善します」と答えてくれるから、イライラしているリーダーたちをなだめて、様子を見守ります。

しかし、残念ながらその後も進捗しません。

でもね。

人ってそれぞれ個性があって、フィットする業務とそうでない業務とあるものだから。

担当範囲を替えてみようかな…と考えていました。
そんな矢先。ある出来事が起こります。

先輩からの「あなたには教える側の気持ちがわかりますか?」という投げかけ

先輩が、業を煮やしてか「あなたには教える側の気持ちがわかりますか?」と投げかけてしまったのです。

いやいや。それ言葉に出しちゃダメでしょ。
指導に苦労しているのは分かる。でも言っていいこととそうでないことがある。

その出来事を知って、慌てて彼女に連絡を取りますが「ありがとうございます。大丈夫です」と返ってきます。

オフィスにいれば、その様子を直に目にして推し量ることができますが、何しろ離れたところで勤務をしている。

どうしよう…私も悩みつつ、時が過ぎてしまいます。

それでも心配だから、会いに行くことにする

一方、他の先輩から報告を受ける。
「彼女、かなり辛いみたいで…どうにも心配です」

このことを聴いて私が決めたこと。

とにかく、彼女に会いに行こう。
直に話を聴きに行こう。

あらためて連絡を取ってみると、
「私、ご迷惑をおかけするばかりだから、もう無理かもしれないです。お気持ちは嬉しいですが、忙しいねーさんにわざわざ来ていただくのも申し訳ないです。」

でも、ここはメールや電話で済ませたくない。
そうだ。いいことを思いついた。

「うちの息子が、あなたの地域の近くに住んでいてねー、ちょうど近々会いに行こうと思っていたところなのよ」
なんだかベタなセリフですが、幸いにも「それならお待ちしています」と返事をもらいました。

今日の一言

これから押しかけようとしているけれど。

もしかしてすでに彼女の心は決まっているのかもしれない。

でも、会いに行く。

それがベストな方法とは限らないが、そうやって部下さんと寄り添うのが私のやり方。

さて。出張の準備をするとしよう。

あ、忘れてた。息子にも会いにいくとするか(笑)

そして、会いに行った

それから3日後。
彼女の住んでいる町まで会いに行きました。

休憩時間に抜けてもらって、ほんの2時間ほどでしたが、先輩からのメールでとても心を痛めていたこと。仕事がしばらく手につかなかったこと。
正直な気持ちを打ち明けてくれました。

「でも、大分切り替えられたので、大丈夫です」そう微笑んだ姿に少し安心。

育ち盛りのお子さんとの家庭と仕事。そのために、彼女にとっては、この、在宅という働き方がとてもありがたいとのこと。

辛い思いをしていたのに気付けなかったことをお詫びし、今後のフォロー体制をさらに強化していくからね。と約束しました。

別れ際に「勇気をもらいました」と言ってくれて、私も嬉しくなった。会いに行ってよかったです。

ご近所のパスタの美味しいお店で、地元素材をふんだんに使ったランチが美味しかったなー。

その後、息子とは会わず終いでしたが、気にしない気にしない。

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この記事を書いた人

ねーさん

ねーさん

女性管理職/100年ライフブロガー

30年以上会社勤務と子育てをしながら、40歳で正社員復活し、現在は一部上場企業で管理職。定年を間近に控えてこのままで良いのかと悩み、様々な学びと、出会った師匠たちに救われる。この経験により「今後の100年ライフを楽しく過ごし、同じような人を一人でも増やしたい」というビジョンのもとブログで情報発信中。

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