「できなかった」で自尊心を下げない セミナー参加で教えてもらったこと

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こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。

最近、とあるセミナーに参加しました。

作家・人材育成コンサルタント 和田裕美 (わだ ひろみ)さんの「陽転思考セミナー」です。

とくに刺さった言葉が

【できなかった、で自尊心を下げない】

解説します。

和田裕美さんの「陽転思考」とは

まずは、「陽転思考」についてご紹介。和田さんのWebページから引用します。

ポジティブシンキングはいいことをイメージしネガティブなイメージをしないようにするという考え方です。
(中略)
陽転思考は泣いてもいいし怒ってもいい、ネガティブな感情を許可しそれらを受け入れてから切り替えるという方法であり、マイナスのことを否定しません。いいとか悪いという二元論ではなく、「すべての事実はひとつですよ。見方を変えて見ましょう」という考え方であり、どんな人にもできる思考法なのです。

このことを聞いて、とても心がホッコリしました。

◯◯ができなかった。でもいい

生きていると色んなマイナスなことが起こります。プラスなことよりも、もしかしたら多いかもしれません。
”ポジティブシンキング”という考え方で、ソコを乗り切っていこうという点ももちろん全然アリ。なのですが、どこか「ネガティブなことに蓋をする」的な側面があることも否めません。

セミナーで、参加者の皆さんに和田さんが呼びかけてくれます「今年、◯◯ができなかった、ということがある人、よかったらコメントで教えてください」

すると。

たくさんの「◯◯ができなかった」が集まってくるじゃないですか。私も書きました。

「できなかった」で自尊心を下げない

これに対し、和田さんからのアドバイス
「そそ、みんな、できなかったがたくさんあって当然だよね。めっちゃオッケーです」「でもね。できなかった。にこだわって自尊心を下げないでください。できなかった。でいいんです」

zoomのコメント欄にたくさん見受けた「しくじり集」を見て、変な言い方かもしれずすみませんが、とっても救われました。

SNSなどの発信で「これができました!!」ということをよく見かけるものですが、実際には「できませんでした」ということもきっと多いことでしょう。ただ、発信していないだけで。

できなかった。というのは確かに事実なので、そこに感情を乗せずとも粛々と受け止めればオッケー。では、次にどうするのか?と言うと

・絶対にやること

・絶対にやらないこと

・できたらやりたいこと

みたいに「目標を仕訳」して取り組んでいけば良い。

「できなかった」という事実に、時間やマインドを注ぐのではなくて、これからのことに自分のリソース(時間、マインド)を使うの、それが大切ですよね。

最後にひとこと

人ができているのに、自分はできていない。そんなことだってしょっちゅうあります。

人は人、自分は自分。
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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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