こんにちは。管理職15年の ねーさん(@nesan_blogger)です。
日頃、部下さんたちとの1on1面談を行っていますが、自分自身が面談されるというのは、実は管理職になってからはあまり機会がありません。
もちろん私にも上司がいますが、部下さんとのコミュニケーションに注力したいから、上司との対話はあまり気にしてなかったともいえます。
最近新しく着任してきた我が上司。まずは「みんなよろしくねー」の機会として、1人ずつとの面談実施を進めてくれていて、私自身も珍しく「1on1面談される側」を経験しました。
そこであらためて気づいたこと。ご紹介します。
聴く側に徹していて、知らずうちに話すことを溜め込んでいた
面談が始まるとありがたいことに「まずは、ねーさんの考えや今後の目標についてを教えてくれますか?」と問いかけてくれます。
すると、堰を切ったかのごとく、どわーーーっと言葉が出てくる。
常に部下さんの話を聴く側に徹していて「誰かに話を聴いてもらう」ということを溜め込んでいたのかもしれません。
当然、折々上司とコミュニケーションはしてきていますが、いつの間にか自分の本音を語ることが置き去りになっていた。
私は部下さんたちのことを守る側だから
弱音吐いてる場合じゃないから
…そんなふうに、頑張っちゃっていました。
面談する側からされる側になって、気づいたこと
面談される側になってみて、気づいたこと。
それは「とにかく、話を聴いてもらえるのがありがたい」
我が上司、時折ご自身の考えは伝えてくれるものの、基本は傾聴に徹してくれて、私がやや荒唐無稽なアイディアを出してしまっても、ニッコリと相槌を打ってくれます。
自分の考えや希望を述べることで、実は様々な悩みを抱えていて、なかなか解決ができずにいた点があったことも解りました。
知らずうちに積み重なっていたストレス。
聴いてもらえることで思考の整理もできて、新たな目標ももてました。
聴く側として心がけるとよいこと
今後も、「聴く側」の立場が圧倒的に多い状況ですが、反対の立場になってあらためて気づいた「心がけるとよいこと」をまとめてみます。
- 1対1の場を作ることで、より話しやすい環境になれる
- とにかく傾聴に徹する。相手のアイディアを否定しない
- すぐに対処できないことがあれば、安請け合いせずに、ちょっと待っていてほしいとお願いする
- その上で、次のアクションプランについて伝える
今回の機会がなければ、こうしたことにも気づかずに、なんとなく形式的に面談を繰り返しているだけだったかもしれません。
まだまだ学ぶべきこともあるんだなぁ。我が上司に感謝です。
最後にひとこと
管理職だから。って気張ってばかりいないで、ときには聴いてもらう側になる。
背負っていた"荷物"をチョコっと下ろすことが出来ました。
部下さんにも管理職がいるから、彼らのこともしっかりケアしてあげたいです。