こんにちは。女性管理職16年の いくみ(@nesan_blogger)です。
部下さんとの定期的な「1on1面談」をおこなっていますが、2020年は新型肺炎COVID-19流行の影響で、テレワークメインの状況が続いている。
1on1面談は、基本的にはリアルに顔を合わせての実施が必須ですが、このご時世でそうも言っていられない。オンラインでおこなうことが増えてきています。
では、オンラインミーティングで何を気をつければよいか。
私が心がけている3つのことを紹介します。
オンライン1on1面談で、私が心がけている3つのこと
まずはそのポイントについて。
- リアルの場で利用している参考資料や面談シートなどは使わない
- 相手の表情に曇りがないか、画面をよく見て気に掛ける
- 伝わってくる音声にいつもと違う様子がないか、耳を研ぎ澄ます
さらに詳しくお伝えします。
リアルの場で利用している参考資料や面談シートなどは使わない
オンライン面談はとにかく、画面と音声に集中する必要があります。
リアル面談だと、参考資料を映写したり、面談シートを手元に置いたりしながら対話を進めていくことも多いですが、
オンラインだと、画面を切り替えたり手元のシートに記入したりすることで、肝心のコミュニケーションが散漫になってしまいがち。
側にいて顔を合わせていれば、さほど問題ないですが、離れているからこそ。
できる限り画面越しに映る相手の顔や聞こえてくる音声から目や耳を離さないようにすることで、リアルの場にいるのと似たような距離感が保てる。
記録は手元メモで簡単に手書きをし、後から入力すれば済みます。
相手の表情に曇りがないか、画面をよく見て気に掛ける
多人数が参加するミーティングの場合は、カメラをオフにして臨むこともありますが、1on1ですと、当然カメラオンにしてお互いの顔を合わせておこなう。
画面越しでも笑顔で接することの心がけはもちろん、相手の表情に曇りがないか?画面をよく見て気に掛けようとすることで、オンラインの向こう側であってもキャッチアップしやすくなります。
もちろん、光の加減や映り方などで勘違いしてしまうこともあるでしょう。
テレワークだとオフィス勤務よりリラックしていることが多いから、それが影響しているのかもしれません。
取り越し苦労だったとしたら、それはそれでオーケー。
少しでも気になる様子を感じたのならば、訊ねればよいのです。
伝わってくる音声にいつもと違う様子がないか、耳を研ぎ澄ます
音声についても同様です。
我がチームの場合は、オンラインミーティングの際はヘッドセットを装着して臨むこととしていますが、伝わってくる音声はかなりクリアです。
いつもと違う様子がないか?音声だからこそ、リアルよりもさらにトーンの変化に気づくこともある。
とにかく耳を研ぎ澄ますようにします。
「いかに相手を知ろうとしているか」マインドは、リアルでもオンラインでも同じ
上司と部下さんの1on1面談…というと、一方通行的なイメージもありがちですが、面談というのはコミュニケーションの一つであることに変わりありません。
いかに相手を知ろうとしているか。聴く側がこのマインドを持っていなければ、ただの形式的な行事に陥ってしまいます。
お互いの貴重な時間を使って対話をするのだから、リアルだろうがオンラインだろうが、このマインドを忘れないように。
そう捉えると、オンラインという遠隔のコミュニケーションならばどこに工夫すればよいのか?
気づくことができるものです。
面談の締めくくりに必ず聴いていること
面談の締めくくりに私が必ず聴くようにしていることがあります。
それは「他になにかありませんか」
こちらが聴きたかったことが終えられたと思ったとしても、相手が言い足りないこともきっとあるかもしれない。
今回面談をした部下さん。
「あのー、大したことじゃなくてすみませんが、テレワークできるようになって、体調維持がすごく順調で嬉しいです。通勤しなくて済むってこんなに楽なんですね」
緊急事態でバタバタしながら突入してしまったテレワーク。整備できていないことも多かったのにもかかわらず、嬉しいと言ってくれた彼女に。
あらためて感謝です。