ワタシの勤務先では、人材育成の一環として「360度評価」というのを実施しています。
通常の評価は「上司→部下」という一方向ですが、「360度評価」というのはその名の通り「多面評価」。
上司、部下、同僚(チームが違う場合も含む)それぞれから、評価というよりコメントをしてもらうものです。
それはそれで、自分の長所伸展・短所克服に役立ちありがたいのですが、
「よいところ」コメントは嬉しいものの、「よくないところ」コメントは見るのに勇気が要る(笑)
で、ワタシの「よくないところ」をおそるおそる覗いてみると‥
ふむふむーーなかなかに耳が痛い。確かに直さなければー。という点もあり。
一方、「オイオイ、これはちょっと違うぞー」というのもあり。
誰がコメントをしたのかは開示されないものの、おそらくコレは部下さんから。
個性や感情に興味がなく、結果しか見ていない。一見感心を持っているように見受けるので、落胆した。
ほーっ。「結果なんてどうだってよくって、個性や感情、プロセスの方が興味アリアリ」なワタシなのよーん。
逆のことを言われたのは、初めてでした。
そんなふうに見えるのって、何か自分の振る舞い方に問題もあるのかもしれないけど。
もしかしたら。
「もっと、私達のあらゆることを見て欲しい」
というメッセージなのではないだろうか?
確かに、ものすごくケアしてフォローして‥というところには至れていない。言い訳になっちゃうけど、以前のチームに比べて、関わっている歴史もめっちゃ短いし。
もう一つは、おそらく隣チームの同僚から。
チームが違うし、何をやっているのか知らない。コメントのしようがない
これって、よくないトコロ??何をやってるのか知らないって言われても(汗)
もしかしたら。
「私のチームはこんなにしっちゃかめっちゃか忙しいのに、ねーさんのチームは余裕があるみたいで、なんか不公平だわ」
というメッセージなのではないだろうか?
確かに彼女のチームは大変そうです。
一方、ワタシのチームは今は落ち着いている。
それを言われても困っちゃうけど、よっぽどテンヤワンヤしてるのかな。
多面評価。
もちろん、自分が直すべきところは、あるのだけれど。
「ワタシのよくないところ」というツールを介して、相手はきっと、なにかを伝えたかったのかもしれない。
もしかしたら、コレも、多面評価の一つの意味なのかもしれないなー。