1週間ほど前に、うっかり腕を擦りむいてしまいました。
幸い傷の程度は大したものではなく済みましたが、ちょっと多めに擦り跡ができてしまった。
そんなときに試してみたのが、バンドエイドの キズパワーパッド
普通の絆創膏に比べて効果抜群…と、実際に使ったことのある友人から聞いて自分も使ってみたら、傷が驚くほどキレイに治りました。
ご紹介します。
どう効果があったのか
まず、具体的なその効果について。
負傷当時の様子はお見苦しくて画像ではお伝えできませんが、幅0.5cm×長さ20cmほどの擦り傷。見かけだけだとかなりオオゴトな感じでした。
キズパワーパッドはいくつかの大きさ種類がありますが、長さ自体は1枚につき概ね5〜6cm程度なので、何枚かを連ねて貼付します。
その後何回か貼り替えて5日後の様子を撮りました。少々見苦しさが残っておりすみませんが、薄らと赤味がある程度で、傷そのものはほとんど消失しています。
擦り傷って、治りかけには「かさぶた状態」になるものですが、そんな状態なぞどこへやら。ツルッとしていてザラつきも治りかけ特有の痒みもありません。
まるで魔法のよう(笑)感動です。
バンドエイド キズパワーパッドの秘密 「モイストヒーリング」
なぜこんな効果がもたらされるのでしょう?製品のウェブページを見に行ってみます。
「キズは消毒して、乾かして、かさぶたを作って治すという考え方(=ドライヒーリング)」に対して、近年、自然治癒力に着目した、「キズをしっかり覆い、潤い(体液)を保ってきれいに治す」モイストヒーリングというキズケアが広まってきています。これは「キズ口を清潔にし、そこから出る体液(滲出液)を保つことで痛みが少なく、キズは早くきれいに治る」という考え方(=モイストヒーリング)です。
ーキズパワーパッド ウェブページより引用
モイストヒーリングは日本語でいうと「湿潤療法」。湿潤をいざなってくれるのが、この製品の特殊な二層構造です。
外側は、バイ菌や水の侵入を防ぐポリウレタンフィルム。内側は、ハイドロコロイド素材でできています。ハイドロコロイド素材は、皮膚にぴったりくっつくための粘着剤(疎水性ポリマー)と、水分を吸収・保護するハイドロコロイド粒子(親水性ポリマー)でできています。このハイドロコロイド粒子が、キズ口に出てくる体液を吸収してふくらみ、ゼリーのようなゲル状のクッションになります。
ー同引用
私たちの身体がもつ自然治癒力を、この絆創膏が導いてくれるのですね。
気をつけるとよい点
今回は、キズパワーパッドにすっかり助けてもらいましたが、気をつけるとよい点についてもお伝えします。
万能に効能があるわけでは無い
私はたまたま、擦り傷に効能がありましたが、どの医療用品もそうですが、万能に効果があるわけではありません。
また、傷の状態やそれぞれの体質によっても異なるから、詳しくは製品のウェブページをチェックしてみたり、購入する予定の薬局などにご相談の上、利用してください。
値段が高い
普通の救急絆創膏に比べて高価です。私が購入した薬局だと、ふつうサイズ(全長6cm×幅2cm)10枚入りで900円ほどでした。※税別、2020年8月現在
夏場はこまめに貼り替えるとよい
説明書によると「最長5日間保護、ただし2〜3日に一度キズの様子を確認のこと」とはなっていますが、特に夏場だと最長2日程度にして、こまめに貼り替えるとよいです。
貼り方は普通の救急絆創膏と同じ
パッケージは個包装になっていて、貼り方も普通の救急絆創膏と同じです。特別に注意すべき点はありません。
また完全防水仕様なので、入浴や水がかかるような場面でも痛みを感じずに済みます。
最後にひとこと
怪我はしないことが第一ですが、万が一負傷してしまっても、こうした医療用品があるととても心強い。
普通サイズの他、大きめサイズ、ひじ・ひざ用、指用、靴ずれ用など様々なラインナップがあるのも便利です。