お正月に使う食器 有田焼の香蘭社 佐賀県の陶磁器文化は趣がある

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お正月になると我が家の食卓に登場する、「香蘭社」の有田焼。

学生時代、ワタシにお料理とお酒の素晴らしさを教えてくれた、今は亡き友が好きだったブランドです。

そのころは高くて買えませんでしたが、その後社会人になって結婚することになった今からウン十年前。自分で自分にプレゼントしました。

伊万里焼・有田焼と唐津焼

偶然にも夫の実家は佐賀県唐津市。唐津焼で有名。

佐賀県には多くの素晴らしい陶磁器文化があります。

伊万里、唐津などの肥前の陶磁器は、文禄元年から慶長3年(1592年から1598年)に至る豊臣秀吉による朝鮮半島への出兵,いわゆる文禄・慶長の役(壬申倭乱)の際に、朝鮮半島から同行してきた陶工たちが祖国の技術を伝え、開窯したというのが通説になっていた。しかし、窯跡の調査、堺など消費地での陶片の出土状況などから、唐津焼の創始は文禄・慶長の役よりはやや早く、1580年代に開始されたとみられている。
ーWikipediaより引用

古くは、1590年代に千利休がもっていた唐津焼も知られているそうです。

また、その積み出し地(港)により、地名が冠されているとのこと。
代表的なのが、

  • 有田焼と伊万里焼:江戸時代には港が伊万里であったことより、伊万里焼と集約されていたが、明治以降、輸送手段が鉄道などの陸上に変わり、有田地区の製品を「有田焼」、伊万里地区の製品を「伊万里焼」と区別するようになった。
  • 唐津焼

寛永15年(1638年)成立の松江重頼の俳論書『毛吹草』には「唐津今利ノ焼物」という文言があり、「唐津」が土もの(陶器)、「今利」(伊万里)が石もの(磁器)を意味すると解されている。瀬戸内海沿岸や山陰、北陸などの日本海沿岸の地域では、他地方で「せともの」と呼ぶ陶器質のうつわのことを「からつもの」と呼称することがあり、「唐津」は肥前産の陶器の代名詞であった。
―同引用

このほかに、鍋島焼、白石焼などもあるそうです。

確かに、有田・伊万里は白っぽい印象。唐津は砂っぽい印象。
義父の友人である陶芸家作のコーヒーマグ。いかにも唐津焼らしいです。

今日の一言

お正月に使う食器のことを書いてみたら、さらに佐賀の陶磁器のことを深く知りたくなってきました。

夫の実家には久しく帰省していないのですが、
佐賀県内には多くの陶芸美術館があるようだとあらためて知りました。

次回帰省するときは、ぜひ訪れてみたいです。

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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