拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』が発売となって1年9ヶ月となりました。
おかげさまで、コンスタントに読まれているようで、書店さんに置いてもらっていたり、ちょいちょいAmazonの在庫も「残りあと◯◯冊」と表示されることがあります。
なのですが。
著者の先輩方から異口同音に「本は著者自らが売っていかねばならない」ということを教えてもらっていて、最初の1年間くらいは、もうありとあらゆる施策に取り組んできましたが、その後なんだかフェードアウトしてしまい…ここ数ヶ月は何もできていません。
新人著者としてよく分かっていないこともまだまだあるなかで、師匠から「書籍販売キャンペーン成功のポイント」を伝授してもらって、あらためてチャレンジすることにしました。
書籍販売キャンペーン成功のポイント
まずは、その師匠からの教え(キャンペーン成功のポイント)についてを簡単にお伝えしますと
- スペシャルである(特別感:例えば、このキャンペーンでしか得られないこと、など)
- 期間限定である(この時期を逃がしたら次の機会は無い)
- お得感(複数の有用な特典がある、など)
- 全力で告知する(さまざまな媒体を活用して繰り返し告知する)
- キャペーン開始の最初と最後が肝心
この5つ。
ふむふむ。考え方は理解しました。
特に、この記事を書いているのが12月(2024年)なので、クリスマスやお正月やらバレンタインデーやら、季節の行事が目白押しでチャンスでもあります。
なのですが。具体的に何をどう企画していけば良いのでしょうか?
生成AIに相談してみる
こんな時の強い味方になってくれるのが、生成AIです。
私がいつも使っている「Claude」に相談してみました。引用します。
指示文:
私は『女性管理職が悩んだ時に読む本』というビジネス書の著者です。お正月に「この本の特別販売キャンペーン」を考えているのですが、どのような企画にすれば良いかアドバイスお願いします。
Claude:
お正月の特別販売キャンペーンについて、以下のようなアイデアをご提案させていただきます
- 「新年の目標達成応援キャンペーン」として展開
1月は多くの女性管理職が新しい目標を立てる時期。購入者特典として「2025年版目標設定ワークシート」をPDFで提供 - コミュニティ形の特典
著者と読者がオンラインで交流できる新年特別座談会を開催
読者同士のネットワーキングの機会を提供
本の内容に関する質疑応答セッションを含める - SNSと連動したプロモーション
読者に「2024年の私の目標」をハッシュタグ付きで投稿してもらうキャンペーン
投稿者の中から抽選で著者サイン本をプレゼント、優れた投稿を著者がピックアップしてコメント
なるほどーー。どれも身近に実現できそうなアイディアでなかなか良いです。なのだけれど、まだピンとこないなぁ。
指示文:
ちょっとピンとこないです。さらにアイディアをお願いします。そして、誰に向けて展開すればいいのかも教えてください。
Claude:
【既存の女性管理職向け】
「新年から始める メンター&メンティー マッチング企画」
本を購入した管理職の方々の中で、メンターになりたい人とメンティーを募集
オンラインで3ヶ月間の相互サポートプログラムを提供
参加者限定で著者からの月1回のアドバイスレターを配信
【昇進を目指す女性向け】
「2024年昇進チャレンジ応援パック」
本と共に「昇進面接対策ガイド」「キャリアプラン設計シート」をPDF特典として提供
昇進経験者とのオンライン座談会参加権
著者による「昇進準備のための心構え」音声コンテンツ
さらに何回かのやり取りを進めて、だいぶイメージが湧いてきました。
生成AI、ほんとスグレモノです。
まずは特典作りが必要
AIにアドバイスもらったことを踏まえて、まずは「特典(付録)」作りが必要。
準備に時間と工数がかなりかかりそうなものもありますが、ワークシートや懇談会(ランチ会)ならば、早速取り組めそうです。
ちなみに、今から約一年前(2024年1月)のお正月にもキャンペーンをやりました。
その時は能登半島地震災禍の直後だったので「書籍代の一部を石川県さんへの義援金とさせていただきます」という企画にして、ありがたいことに数名の方々から申し込みをいただき、実際に寄付をしにいったときの写真をお返ししました。
最後にひとこと
あらためて「著者が自ら本を売る」その大切さを実感しています。
これまでに取り組んできたことを別記事に書いていますので、よろしければ合わせてお読みください。
ここまでお伝えしてきたことが、私と同じように悩んでいる新人著者の人へ参考になったら嬉しいです。