こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
ある社外の女性管理職の方と交流する機会があり、相談を受けました。「定年まであと数年、このままでいいのだろうか?これからどうすればいいのだろうか?」
私もかつて全く同じ悩みに面していましたので、その不安、とてもよくわかります。
自分の経験談も踏まえつつ解説します。
定年前、不安が襲ってくるやら、挫折があるやら
定年を目の前にしてあるとき愕然とした思いを感じたのが、この記事を書いている時から遡ること8年ほど前です。
もしかしたら、どの人にも同じような状況に苛まれるのかもしれませんし、それが、その後の何かの気づきになることもあるでしょう。
私の場合、当時期に仕事上で大きな挫折に遭遇したことと、息子がメンタルを崩してしまったことが、立て続けに起きました。
八方塞がりとはまさにこのこと。どうしていいかわかりません。
それでも責任がありますから毎日仕事に行かなければならないし、息子が苦しんでいるのにずっと傍にいることもできない。
ネット検索して、こんな閉塞感をなんとか打破したいと思って出会ったのが「学びのコミュニティと師匠」でした。
会社以外のコミュニティで学びを得て救われた
それまでの私は、ヒタスラ家と会社の往復、それ以外の人たちに出会にいくことも全く意に介していませんでした。
ですが、前段落でもお伝えしたとおり、なんとかしたいとの切なる思いから、ある意味「サードプレイス」を見出すに至って、そこで学んだことや縁をもらったお仲間にたくさんの力をもらって救われたのです。
具体的には「情報発信して世の中の役に立とう」というビジョンの師匠とコミュニティでしたので、教えてもらったとおり、とにかく発信!と、SNSに投稿してブログを認めて…そうしたことを繰り返していくうちに不思議なことにいつの間にか仕事の挫折も息子のメンタルも改善していきました。
この学びがさらに発展して、拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』の出版にもつながったのです。
なんとありがたいことでしょう。
定年前から自分のライフワークを見出すことがオススメ
冒頭で書いたことに戻ります。
他の女性管理職の方からの「定年前にして今後どうしたら良いのだろう?」という悩みを聞いて、こうした私の経験をお伝えさせてもらいました。
【定年前から自分のライフワークを見出して、そこに向かっていくことを仕事と並行してやるといいですよ。】
アドバイスしたことに対して、「何をライフワークとしたらいいのか、正直わかりません」「子供が中学生でまだ手がかかるので、まだしばらく自分だけの時間を確保するのが難しいのです」といった返答です。
もちろん、すぐ見つからなくたってオッケーだし、見つかったとしてもすぐに取り組めなくてオッケー。
大切なのは定年後になって、その時に「ハッと」するのではなく、何年か前からそこに向かって準備していくこと。
「コミュニティを探すのも良いし、必要な情報はネットでキーワード検索して収集してください。そこから取捨選択して選んでいって、あれ?違うなと思ったら、また次の選択肢に進めば良いです」と申し添えました。
最後にひとこと
会社員にはいつか終わりがきます。早ければ60歳代前半、遅くとも後半くらいにはその時がくる。
人生100年まだまだ続きがあるのだから、ライフワークを見つけておくこと、ぜひオススメします。
会社仕事を納める時が来たら、その後はライフワーク100パーセントでエンジョイする、私自身もそこを目指して日々邁進中です。