こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。
人に何かをしてもらうって、もう、しょっちゅうありますよね。事の大小に関わらず「ありがとうございました」の一言、つまり返礼って大事。
私自身、ウッカリ返礼を失念するときもあり、反省なのですが、偉大な人ほど返礼を怠らない。
解説します。
離れている相手とのコミュニケーション、返礼が大事なワケ
職場で身近にいるメンバー間だと、すぐにひと声掛けることができますが、離れている相手の場合は、メールやチャットなどを使ってメッセージを伝えることになります。
何故、返礼が大事なのでしょう?
例えば、必要な資料があって、送ったり送られたりするとき。
用意する側はそれなりの工数や配慮を込めて対応するわけですから、届いたのか届いていないのか?そのままになってしまうと不安になるもの。
「届きましたよ、ありがとうございました」
ほんの一言で構いません。
”返礼”という語彙が少し大袈裟のようでしたら”報せ”としてもよい。
報せをもらえれば「途中で郵送事故があったのではないか?」「誤って別の相手に届いてしまったのではないか?」という送る側の心配も解消できます。
お互いの不安を信頼に変えていく。これがコミュニケーションの肝なのですよね。
偉大な人ほど返礼を欠かさない
もしかしたら、日頃フレンドリーに接している気の置けない相手にはつい省略しちゃう、ってこともあるかもしれませんが
親しき仲にも礼儀あり。
そして、偉大な人ほど「返礼」を欠かさないんです。
我が部署がお付き合いいただいているクライアントさん。必ず「拝受しました」と連絡をくださる。
いつもご贔屓にしてくれて、本当にありがたい存在なのに、この気づかいにさらに頭が下がります。
社内だと、ややざっくばらんなこともありがちですが、ちょっとしたことでも、すぐに返信をくれる上司。忙しくて手が離せないことが多いだろうに、「OK」「サンクス」などほんの数文字でも、とても嬉しいです。
私が管理職としてやって来られたのも、こうした上司の支えのおかげと言っても過言ではありません。
気づかいは仕事の質にもつながる
もちろん、スルーなクライアントさん、スルーな上司だっています。
でもね、
業務上でも申し訳ないですが、イマイチだったりすること多いのです。
クライアントさんだろうが、ベンダーさんだろうが、上司だろうが、部下だろうが、お互いの関係性がどうあれ「気づかい」は仕事の質にもつながるんですよね。
別に言わなくてもいいや。ということもあるかもしれませんが、言い過ぎでもいいや。の方に分があります。
最後にひとこと
返礼=気づかい、ともするとつい躊躇して結局言葉を掛けずに終わってしまいそうなときに。
私がいつも参考にさせてもらっている書があります。それは『気づかいの壁』(川原礼子 著)別記事で書評を書いていますので、ぜひお読みください。