中学受験、終わった後のケアも忘れずに 親がやるべきこととやってはいけないこと

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こんにちは。ワーキングマザー30年の いくみ(ねーさん(@nesan_blogger)です。

2月初旬ともなると、中学受験の真っ盛り。
我が息子も中学受験をしたので、毎年この時期になると当時の大変だったことが今でも思い出されます。

日程を全て終えた時には、ホッとひと安心な親御さんも多いことでしょう。

その後はもちろん、親子共々思いっきり羽根を伸ばせば良いですが、忘れずにケアしておきたいこと。
やるべきことと、やってはいけないことに分けて、私の経験をもとに解説します。

中学受験が終わった後 親がやるべきこととやってはいけないこと

受験までの準備は、もう、それこそ数年前から塾通いが始まって(ただし、学童保育代わりに利用していたのがそのきっかけでしたが)6年生の冬頃からさらに佳境に突入な我が家でした。

終わった途端、あまりにも気が抜けてしまって、お恥ずかしながら私自身が高熱でダウンしてしまったほど。その後、息子もインフルエンザに罹患してしまい親子共々です。

中学受験は同じ学校を毎日受けることが可能な場合が多いですが、息子の第一志望校、開始日の2月1日から始まって合格できずにずっと受け続けて。

途中、間際で「すべり込み出願」した中学になんとか受かることができました。息子にとっては不本意な結果だったのかもしれません。

こうした経緯を以って、私が親として感じた「やるべきこと」「やってはいけないこと」をそれぞれ3つにまとめます。

親がやるべきこと

ココがポイント

  1. 結果がどうあれ、とにかく頑張った子供を精一杯労う
  2. 関係する人たちへの報告と感謝、神社への御礼参りをする
  3. 小学校生活の最後を思いっきりエンジョイしてもらう

さらに詳しくお伝えします。

結果がどうあれ、とにかく頑張った子供を精一杯労う

結果が我が息子のように「希望通りの学校に受からなかった」という場合でも、または、合格そのものが得られなかった場合でも。

そんなこと、どうでもいいんです。
小学生、まだまだ子供なのだから、小さなハートを精一杯目標に向けて、努力して。その功績を讃えてあげましょう。

関係する人たちへの報告と感謝、神社への御礼参りをする

子供が受験を経るのには、周囲の様々な人たちに力添えをもらっているからこそ。

うちの子は塾に通っていましたので、塾の先生はもちろんのこと、暖かく見守ってくれた小学校担任の先生、夫や私の親族、ママ友…etc.

必ずしも「全員報告」の必要はないかもしれませんが、感謝を忘れないように。

そして、合格祈願に参拝した神社があれば、お礼参りにもいきましょう。我が家の場合は、東京都内の「湯島天満宮」に祈願に行ったのですが、うっかりお礼参りを失念してしまい、15年ほど経ってからようやく訪れてきました。

小学校生活の最後を思いっきりエンジョイしてもらう

2月中旬頃に受験が終わって、3月中旬頃の小学校卒業式まで、残りあとわずか。

学校によっては、ほとんど授業がない状況もあるかもしれませんが、小学校生活は二度と訪れませんから、思いっきりエンジョイしてもらう。子供自身だけでなく親もそのスタンスを持っておくと良いです。

親がやってはいけないこと

次に、やってはいけないこと(と、いうより、やらない方がいいこと)について。

ココがポイント

  1. 希望校の合格が得られなかった時に、「残念だ」と親が言うこと
  2. 中学校の学習速度についていけるか不安になって、やたら予習などを強いること
  3. 小学校生活の最後をフェイドアウトしそうになってしまうこと

さらに詳しくお伝えします。

希望校の合格が得られなかった時に、「残念だ」と親が言うこと

希望校(第一志望校)に受かりたいって心から願っていたのは子供自身であって、親自身ではない。

「残念だ」などと間違っても口に出してはいけません。

ちなみに、学校選びも”縁談”みたいなもので「ご縁の神様」の差配の結果…と私は思っています。小さな子供にこれを説明したところで、上手く噛み砕けないこともあるでしょうが、親がそのように受け止めておくと、落ち着いて過ごすことができるものです。

中学校の学習速度についていけるか不安になって、やたら予習などを強いること

これ、受験後にありがちなんですよね。

進学塾のWebページなどを見ると「予習しましょう」「読書して備えましょう」などといった、メッセージを見かけますがとにかくここまで一生懸命やってきたのだから、休息第一。

合格後の説明会で宿題が出たりしますが、まあ、それだけボチボチやっておいて、後は、準備物の対応のみで構いません。

ちなみに、うちの息子この期間、ほぼ、なーーーんにもしませんでした。
小学校の野球チームに入っていたので、受験期間参加できなかった練習を復活して汗を流して、ひたすら遊んで。

中学校入学後、学習面で何か困ったことは特になかった模様です。

小学校生活の最後をフェイドアウトしそうになってしまうこと

前段落で書いたことと同じなのですが、受験後の小学校生活の残り時間はもう少ない。

受験終わったからOKなどとフェイドアウトしようとせずに、最後の1ヶ月を謳歌すること。意識をしなかったら、あっという間に通り過ぎてしまうから。

特にメインイベントの卒業式に向けてワクワクと準備をしていきましょう。

人生は、長い

子供が中学受験を終えて、親としてもヤレヤレな思い万感です。

でもね。

晴れて入学して、その後にもたくさんの試練が子供には待ち受けていますし、何しろ、人生は、長いのだから。

焦らずに親子共に歩んでいけば良いのです。

最後にひとこと

中学生以降、我が息子は思春期に突入。

「この中学行くよりも、高校受験で大学の附属校目指したかった」などと、アンチコメントを聞くようなこともしばしば(笑)

あら。そうでしたか。

母はひたすら聴くに徹するのみです。

中学受験、親が心がけておくと良いことについて。よろしければこちらの記事もどうぞ。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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