育休からの復職初年度の働き方 「肩慣らし」と考えて焦らず気負わず

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こんにちは。女性管理職18年&ワーキングマザー29年の いくみ(@nesan_blogger)です。

毎年、育休明け部下さんたちの多くが5月前後に復職。ワーママ第一歩を踏み出している様子を見守っています。

私にも経験がありますが、初年度はとくに大変!枚挙に暇がありません。

仕事頑張ろうと思うのに子どもが体調崩したり、しょっちゅう園から呼び出しがあったり…心折れそうになることしばしば。

そんなワーママさんたちにエールを送りたく、この記事を書きます。

育休からの復職初年度 過ごし方

今でこそ「女性管理職」をやっている私ですが、息子が幼少のときは苦難の連続でした。

もうあの頃から30年近く経っているので、つい、忘れかけてしまっていますが、保育園に連れて行こうとするとグズるわ、いざ預けたら「息子さんがお熱です」と職場に電話がかかってくるわ、1歳くらいのときだから、そんなことしょっちゅうあるんですよね。

助けてもらえる親族も近くにいなくて、夫は連夜の残業で、自分がなんとするしかありません。

結果、勤怠は散々な状況。出勤した途端に退勤しなければならなくなったり、有給休暇使いまくりだったり。

でもね。仕方ないんです。
親だって初年度だし、子どもだって初年度だし、親子共々頑張っているのだから。

職場によって許容範囲は異なるかもしれませんが、初めてのことだから「肩慣らし」と捉えて気負わずに焦らずにやっていけばよし。

一方、上司としては、部下さんたちの業務量バランスを取るのに苦労はあるものの、ワーママライフを懸命に過ごそうとしている部下さんには、その姿を温かく見守ってあげましょう。

子どもの成長に従って落ち着いて過ごせるようになる

初年度が過ぎて次年度も過ぎて…ようやく「小児科通い」をせずになったなぁと実感したのが、3歳を過ぎた頃。

保育園に迎えにいくと、友達とはしゃぎまくっていて「帰りたくなーい」などと言い出す始末。小さな子どもならではの「社会生活の座りのいいところ」をスッカリ心得たのでしょう。

そんな様子を見ると、これまで大変だったことが報われたと安心できて、親子共々落ち着いて過ごせるようになるもの。

少しずつ仕事に向ける意識や時間を伸ばしてみよう。
長く働いていこうと目標を持っているならば、こうして徐々に「目盛」を増やしていけば良いです。

逆に「そこまでして働かなくてもいい」と考えるならば、無理せずともかまいません。

働き続けていればきっと何かが見えてくる

ただ、一つ言えることとしたら「継続は力なり」

働き続けているからこそ見えてくること得られることって、きっとあるに違いない。そんなふうに過ごしてきて女性管理職を18年やらせてもらっています。

私は特別な学歴や資格や才能や、世間一般に言われる評価基準に合致するものはほとんど持ちあわせていませんが、絶対にやり続けるんだって根性(笑)だけは自信があります。

子どもが病気になったり、保育園や学校に行きたくないって言い出したり…そんなときには、「もう無理!」と叫びたくなることしょっちゅうでしたが、「やりたいのか?やめたいのか?」自問自答するたびに「やりたい」しか浮かんできませんでした。

子育ての旅は長い

育休復職初年度。ワーママにとっては第一の難関ですが、その後も幾度となく難関がやってきます。

例えば

  • 小学校入学して、一人で登下校しなければならず、学童保育も保育園ほど手厚くケアしてくれるばかりではない
  • 中学受験を目指して、親子共々奮闘の連続
  • 思春期で心を閉ざしがちな子どもと向き合いつつ、大学受験を目指していくこと

…etc.

子育ての旅は長いのです。

私が「やっとワーママひと区切りにできそうだわぁ」と思えたのは、息子が社会人になってから。
25年ほどかかりました。

最後にひとこと

育休からの復職初年度、本当に大変なことでしょう。

私も散々息子に苦労かけてきたって気に病んだりしてきましたが、当の本人今となっては「どこ吹く風」(笑)

ねーさん

いろいろ大変だったよね

息子

そっか?覚えてねーなー

こんな調子だから。大変な時もやがて過ぎていくものです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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