子どもの中学受験 親が心がけておくとよい5つのポイント

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そろそろ受験の季節が近づいてきています。

中学受験、高校受験、大学受験…子どもの年齢に合わせて様々な場面がありますが、特に子どもがまだ幼い時期でもある中学受験は、親の緊張度合いも多い。

どう心がけておけばよいか。私の経験をもとにご紹介します。

中学受験 親が心がけておくとよいこと

我が家は高校受験の経験がないのですが、子どもがある程度自立している大学受験と異なり、中学受験はまだまだ幼い時期。

心がけておくとよいこと。ポイントを5つ挙げます。

  1. 子どもが自分自身の意思で、中学受験を選択しているわけではない
  2. 本人が辛そうにしていたら、止めてもいい
  3. 過去問でよい成果を得られたとしても、現実は厳しい
  4. 事前に成功体験をしておくとよい
  5. 親子共々健康管理に気をつけて、平常心で過ごす

さらに詳しく書きます。

子どもが自分自身の意思で、中学受験を選択しているわけではない

なにしろ受験時の小学校6年生とは、齢12歳ほど。まだまだ幼いです。
子どもと話し合って受験を決めたつもりでも、おそらく本人のなかでは「親が勧めるから、そうしよう」程度の感覚ではないかと思います。

違う言い方をすると「親の期待に答えなければ」と、幼いながらもプレッシャーにも感じているでしょう。

自ら進んで選ぶ、というお子さんもいるかもしれませんが、うちの子は親に気を使って…というパターンだったと、あとから気づきました。

決めたのならば突き進むことでよいですが、まずはこの点について心に留めておくとよいです。

本人が辛そうにしていたら、止めてもいい

自己学習のみで受験を達成することも可能かもしれないけれど、我が息子は進学塾で指導をしてもらっていました。
受験が近づいてくると、日頃の講座や模擬試験や、頻度も難度も増してきてなかなか大変です。

12月になった頃。塾に行っているはずが、行っていなかった日があったり(別のところで時間潰しをしていたようです)学校の作文でもおかしなことを書いていたり…と、心配なことが起きます。

かなりストレスを溜めていたのでしょう。

息子に聞いてみます。

「辛いなら、止めてもいいよ」

すると、息子は言います。

「ボクは、受験する」

本心ではなかったのかもしれませんが、とにかくそう決めているのならば。
見守って応援し続けることにしました。

過去問でよい成果を得られたとしても、現実は厳しい

受験勉強の際には、過去問を数多くこなすことになります。
息子が第一志望にしていた中学の過去問。実際に問いてみると、各年度の問題に対してよい成果が得られたりする。

お。コレはいけるかもしれない。バッチリだね。
親子共々期待します。

しかし、残念ながら、第一志望校には合格しませんでした。

現実は厳しい。そんなもんだと捉えておくとよいです。

事前に成功体験をしておくとよい

これは、息子が通っていた塾の先生からのアドバイスなので、それぞれの塾によって異なるかもしれませんが、「事前の成功体験」で心構えをすることができました。

中学受験のスタート日は2月1日。

その前1月中旬に、居住地エリア以外の私立中学で試験がおこなれることを教えてもらい、受験しました。

結果、運よく合格を得られた。
本番に向けて、励みになりました。

息子が中学受験をしたのは2005年頃なので、現在でもこうした事前体験ができるかどうかは分かりませんが、もし機会があればチャレンジするとよいです。

親子共々健康に気をつけて、平常心で過ごす

受験は冬の寒い最中におこなわれるので、とかく体調を崩しやすい。
親子共々健康に気をつけて日々平常心で過ごす。これがもっとも大切かもしれません。

インフルエンザの流行する時季でもあるから、予防接種をしておくのもよいでしょう。

前日も「トンカツ」などの特別な食事を用意せずとも、普段通りの食事でOK。
いつもと同じに過ごすことで、緊張を和らげることができるものです。

2月1日から始まって、第一志望校を何回も受験したり、第二志望校や第三志望校も視野に入れるので、受かるまで一週間近くも、毎日チャレンジすることにもなりがち。健康あってこそです。

息子の進学先合格が決まったのは、2月4日。第三志望校でした。

その後私も息子も緊張がほぐれたせいか、高熱&大風邪に見舞われてしまいました(笑)

中学受験を決めたきっかけ 我が家の場合

中学進学時に地元の公立校か、受験をして学区外の中高一貫校か、それぞれ選択肢があると思います。

私は働いていたので、学童保育がわりに近所の進学塾に息子を通わせたことがきっかけでした。息子が小学校4年生のときです。

せっかく塾で学んだのであれば、その成果を受験でチャレンジするとよいだろう。
地元の公立校が、少子化の影響で生徒数が激減していたことも理由の一つです。

詳しくはコチラの記事に書いています。よろしければご覧ください。

最後にひとこと

以上、私の経験を元に、中学受験に際してのポイントをお伝えさせていただきました。

とにかく子どもに寄り添って、普段通りに平常心で過ごす。

これから中学受験をする全ての親子の方々へ。
応援しています。

息子

中学受験…結構シンドかったぜー、ま、今となってはいい思い出とも言えるわ

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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