こんにちは。ワーキングマザー28年の いくみ(@nesan_blogger)です。
子どもが社会に出るときって、親として様々なことを案じてしまうもの。
息子の就活時や、就職後3年経ってからの新たな出来事でアドバイスしたことについて、ご紹介します。
子どもが社会に出るときに相談されたこと
我が息子。
平成生まれの、いわゆるネット世代、スマホ世代…彼らの特徴を表す言葉は、枚挙にいとまがありません。
息子がいつも見ているのはYouTube。そこで繰り広げられる様々な「インフルエンサーさん」たちのメッセージに影響を受けていることでしょう。
とはいえ、社会に出るときにネットの情報だけでは心許ないと思ったのか、夫や私にその進路について相談をしてくれました。
YouTube見てると、フリーランスで活躍してる人たちのカッコ良さにめちゃくちゃ惹かれる
おそらく息子のなかで、これから何を目指していけばいいのだろう?フリーランスカッコいいけれど、たちまち自分がそうやっていけるかも解らない…そんな思いが去来していたのだと察します。
子どもの問いに、夫と私が答えたこと
夫も私も、ひたすら会社員道を爆進してきて、現在はお互いに管理職ポジションで所属企業の根幹を支えています。
しかし、同じようにと息子に強要するつもりもなく、本人が思うキャリアビジョンは、好きなことを描いていけばよい。
ただ、世の中の社会人の多くは会社勤めをしているのだから、そこを経ずしていきなり起業することは勧めないよ。
なぜならば、起業したとしても、そのユーザーさんたちは会社勤めであることが多いのだろうから、ユーザーさんたちの気持ちを実体験で理解することが大切なのじゃないかな。
もちろん、夫も私も起業経験はありませんので、あくまでも会社員としてのアドバイスしかできません。
お父さんもお母さんも、会社員が好きで頑張ったら今に至って、決して嫌々やってきたのではない
このことをしっかり言葉にして伝えました。
子どもが選んだ進路と3年後の出来事
そんなやり取りを参考にしたか否かは解りませんが、大学を卒業して息子が選んだ進路は「会社勤め」でした。
「石の上にも3年」といいますが、その後はひたすら会社員道を歩んで、あるときに言います。
うちの会社副業オッケーだから、なんか始めようかと思ってる
3年やってきたからこそ、それもいいかもね。
親としてよりも、つい企業人としての目線になってしまいがちですが、本人の実績があってこそ、素直にその計画に耳を傾けることができるのです。
親がもっとも伝えるとよいこと
繰り返しになりますが、私は息子に「こうあるべき」って考えは持っていません。
ただ、
親として社会人の先輩として得た"経験則"は伝えておきたい。
「フリーランスさいこー、会社員はダサい」みたいな、いわゆるゼロイチ思考も止めたい。
人間って1でも0でもなくって、例えば0.3とか0.8とか、様々あるものだよ。
お母さんは会社員の経験しかないけれど、フリーランスの生き方だって素晴らしい。
それぞれ、異なる相手の在り方をリスペクトすること。
これが一番大切なんだって、実は一番伝えたいことだったりします。
こんな経験したから、よかったら参考に。
あとね。異なる相手のことを否定せずに、尊重するって考えるといいよ