前部署でのクライアントさんから、嬉しいご連絡をいただいたと感激してたのも束の間。
何故かその後は”怒っているヒトタチ”と話しをすることが続きました。
なんでそんなに怒っているのだろう
いずれも、クライアントさんではなく社内の部下さんたちです。
とにかく凄い剣幕。
- こんなに大変なのに。
- なんで助けてくれないんですか。
- アノヒトもコノヒトもみんな不満だって言ってる。
- 納得いかない。
- 相談したのに覚えてないんですか?
- もう、やりきれないから、周りのヒトタチに「こんなヒドイ目にあった」って言って回ることにする。
…etc.
ネガティブワードが、次から次へと出てくるわ出てくるわ。
そんなに怒ってたら、疲れるだろうに。
そういうときは”横から目線”
こちらもいっしょになってヒートアップしてはイケナイ。ぐっと堪えなくちゃ。
そこで思い出したのが、以前小倉広先生から教えていただいた、アドラー心理学の”横から目線”。
- その考えは違うでしょー。
- そんな説明してないはずだけど。
- これからどうするつもりなの?
…etc.
みたいな返答が出そうになりますが、それじゃ完全に上から目線。
そうじゃなく、ご本人と同じ場所に立って聞くようにしました。
きっかけはちょっとしたミスコミュニケーション
とくに、昨日の最後に面談した部下さんとの話。
もともとの発端は別のところから始まっているようですが、関係する登場人物が多過ぎて、ちょっとしたミスコミ→伝言ゲームに陥り、”雪だるま”のように怒りが肥大しちゃった模様。
ワタシはたまたま、そのフェーズで登場するに相成った次第ですが、
誰が。じゃなくって、対応がヨロシクなかった点は謝るね。と言ってみました。
それでも怒り心頭、収まる気配もありません。
「もう、いいです」のウラには?
最後は、「もう、いいですから。この会社終わってます。」みたいな”捨て台詞”で去っていった彼女。
でも、「もう、いいですから。」って心底思ってるんだったら、面談の場に来ないよね。
きっと、そのウラには、なにか訴えたいこと。会社がよくなってもらいたいこと。ってな思いがあるんだろうな。
言い方に剣がありすぎるのは、ご本人が要改善。の点もありそうですが、この「怒り」はきっと、大切なシグナルなのかもしれません。
その後しばらくして「今日はありがとうございました。周りの方々への迷惑はかけないようにしたいです。」と、短いメッセージでしたが、彼女からのメールが届きました。
今日の一言
すぐに何かが解決できたわけではないですが、怒ってるヒトタチに、こちらも一緒になって”感情合戦”しないように気をつければ、何かの糸口が見つかるのかな。
そういうとき、小倉広先生の本が、ありがたい”心の指南書”になってくれます!