不安な入院生活を支えた 「主治医の寄り添いコミュニケーション」の力

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この記事を書いている3週間前に病気治療(&内視鏡による手術)のため入院、術後フォローの受診をしてきました。

入院中に主治医からは「思ったよりシリアスかも??詳しくは術後の病理診断結果であらためて説明しますね」と言われていて、最悪、追加の治療も必要かもしれない」…かなりドキドキしながらこの日を迎えたのですが

結果、問題なし!!心底ホッとしました。しかも何よりもこの先生の「寄り添いコミュニケーション」が素晴らしい。

日頃から「コミュニケーション大事」と心に刻んで発している私ですが、”受ける立場”として感動したことをお伝えさせてもらいます。

受診開始時からコミュニケーションに好感

実は最初に受診したときから、この先生にとても好感を持っていました。実際に以下のような対話をしてくれたことからです。

・小難しいことがよくわからない患者の立場を思いやって簡略に説明をしてくれる、しかも明確で分かりやすい

・別の医療機関(私の場合は、健康診断で今回の病気が見つかりました)への賞賛や感謝の念を怠らない。具体的には「これを見つけてくれた医師の力量が素晴らしい。いくみさん、ラッキーでしたよ」
治療するのはこの先生なのに、利他の心に溢れた発言に、私もあらためて健診施設の医師に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

入院後、さらに信頼感アップ

入院後も一つ一つのコミュニケーションに、さらに信頼感アップです。

外来診療で多忙なのにも関わらず、必ず診療前と診療後に病室に声を掛けにきてくれて、どれほど心強かったことか!

・手術当日に「頑張りましょう!」とガッツポーズ、つられて私も「おーーっ!」とガッツポーズ、笑

・術後には長年の経験を持つ医師としての、率直に感じたことを包み隠さず説明(冒頭にもお伝えしたとおりの「思ったよりもシリアスかも…」の件)

・病理診断結果が「問題なし」だったことを受けて、満面の笑みで「よかったーー!!いくみさん、よく頑張りましたね!」と自分事のように喜んでくれて、しかも、この「よく頑張りましたね!」ってシンプルなようでいて、なかなか掛けずに終わってしまうことの多い言葉。

私も部下さんにちゃんとこの労い言葉を伝えられているかというと、できていません。

だから尚更、ジーんときました。

蛇足ながら、お酒大好きな私がこの間ずっと禁酒していて「あのぉ。。先生、お酒いつから飲んでもいいいですか?」と聞いたところ

「あと2週間くらいしたら、かまいません。ただね。今回は完治となりつつあるけれど、また、別の場所に同じ症状が起きる可能性もゼロじゃないからね。そのためには、飲酒はリスク要因にもなり得ます。

とはいえ。

人生の楽しみも大事だからね。この点気をつけながら嗜んでいくことで良いかと」

この「人生の楽しみも大事だから」というフレーズにも、さらに感銘しました。

主治医の素晴らしい「寄り添いコミュニケーション」7つのポイント

この先生の素晴らしい寄り添いコミュニケーション、あらためてまとめますと以下の7つがポイントです。

  1. 簡略で明確な説明
  2. 利他の心
  3. 気遣い
  4. 応援
  5. 率直なアドバイス
  6. 労い
  7. 生き方への助言

しかも、ところどころジョークが出たり、いつもニコヤカな表情だったり、もうね、サイコーです。

最後にひとこと

こんな上司でありたい。

病気になったことで、この先生に出会い、あらためて気付かせてもらった。感謝です。

私の治療顛末記は別記事に書いていますので、合わせてお読みください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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