こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
この記事を書いているのが3月中旬。4月に向けて新卒者を迎えるための準備が慌ただしく進んでいます。書類や手続きの対応に追われる忙しさの中にも、新しい仲間を迎え入れるワクワク感が入り混じる、何とも言えない特別な時期。
新卒者を迎え入れることで得られる組織活性化のメリットと、それを最大限に活かすための受け入れ方について、私の経験も踏まえて解説します。
なぜ新卒受け入れが組織を変えるのか?
まずは、なぜ新卒受け入れが組織活性化や変革につながるのか?3つのポイントでお伝えします。
フレッシュな風が組織の澱みを払う
かなりの人数が一度に入社してくると対応は大変です。しかし、彼らが持ち込むフレッシュな視点や疑問は、組織に新しい風を吹き込みます。
「なぜそのやり方なの?」という素朴な問いかけが、長年当たり前と思っていた業務プロセスを見直すきっかけになることも少なくありません。
物事が澱んでしまいがちな組織にとって、この「新しい風」は何よりの活性剤となるのです。
教えることで得られる気づきと成長
受け入れ側も様々な苦労がありますが、実は教える過程で自分自身が成長できる貴重な機会でもあります。
「教えるために改めて考える」という行為は、自分の知識や経験を整理し、言語化する訓練にもなる。
また、世代ごとの特性も異なることによって毎年同じトレーニングメニューでは効果が出ないこともあり、新たな教育法を模索する過程で自分自身のスキルアップにもつながるのです。
初心を思い出させてくれる存在
新卒さんたちの姿勢から、私たちベテラン社員が学ぶことも多いものです。例えば、挨拶一つとっても、彼らは社内ですれ違う相手に対して、他部署の人であっても元気よく挨拶をしてくれます。
年数を重ねるほど疎かになりがちな「当たり前のこと」を、彼らの姿から思い出させてもらえるのです。これは単なる「挨拶」だけでなく、仕事に対する真摯な姿勢や、何事にも一生懸命取り組む姿勢など、多岐にわたります。
効果的な新卒受け入れのために
次に、効果的な新卒受け入れのためのポイント。3つにまとめます。
世代特性を理解した教育プログラムの設計
毎年同じ教育メニューではなく、その世代の特徴を踏まえたプログラム設計を心がけましょう。例えば、デジタルネイティブ世代には、オンラインツールを活用した学習方法が効果的…など。
本人たちにとって、より”腹落ちできるものである”ことが望ましいものです。
教える側も学ぶ姿勢を持つ
一方、教える側のスタンスも大切。
「教えてあげる」という上から目線ではなく、「共に学ぶ」という姿勢を持ちましょう。
新卒者から学べることも多いという謙虚な気持ちで接することで、双方向の関係性が構築されます。
本人たちの「フレッシュさ」を長く維持できる環境づくり
そして、入社直後の「初心」や「熱意」を長く維持できるよう、適度なチャレンジの機会を提供し続けることが重要です。マンネリ化を防ぎ、成長を実感できる環境が、彼らの活力を組織に還元し続けることにつながるものです。
特に、2020年代以降の新卒入社者の世代はこの「成長を実感できる」という価値観が何よりも重要視されている傾向がある。毎年の新卒さんたちと接していると実感します。
新卒受け入れは組織の未来への投資
新卒者の受け入れには、確かに準備やフォロー、サポートなど大変なことも多いでしょう。しかし、それは単なる「コスト」ではなく、組織の活性化と未来への「投資」なのです。
各企業によって採用に関する考え方はさまざまで、中途採用のみという方針の企業も少なくありません。しかし、組織に新しい風を入れたいと考えるのであれば、新卒受け入れを検討してみる価値は十分にあります。
彼らが持ち込む新鮮な視点と情熱が、組織全体に広がり、私たち自身も初心に返るきっかけとなる—そんな相乗効果を生み出す新卒受け入れを、ぜひ前向きに考えてみませんか?
最後にひとこと
新年度を迎えるこの時期。
慌ただしさの中にも新しい出会いへの期待を胸に、素晴らしいスタートが切れることを願っています。